地域の権利擁護を担う人材を育成する「サポーター養成講座」
地域社会には、様々な事情を抱えた人々がいます。特に、知的障害、精神障害、認知機能の低下などの理由で自分の意思を主張しにくい方々の権利を守ることは、非常に重要です。宝塚市では、こうした方々をサポートする「権利擁護サポーター」を育成するための講座を開講します。この講座では、基本的な知識を学び、地域の権利擁護支援のニーズに応える力を身につけることができます。講座を修了した人は、地域でのサポーター的な役割を果たすことが期待されています。
講座の概要
「権利擁護サポーター養成講座」は、令和6年9月20日から10月17日までの期間で開催されます。毎週木曜日に講義を行い、最終方面には様々な権利擁護のケーススタディや実践的な訓練も行われます。受講料は無料で、地域の多様な障害支援ニーズに沿った内容が特徴です。
この講座に参加することで、将来的には市民後見人として活躍する道も開けてきます。市民後見人とは、法律的な専門知識を持たない市民が、判断能力が不十分な人々を支援する役割を担っている人を指します。この役割は、地域社会において欠かせない存在となります。
事前説明会について
講座に参加する前に、開催される事前説明会に参加することを推奨します。この説明会は令和6年9月5日(木)に宝塚せいれいの里の研修センターで行われます。説明会では講座の詳細や申し込み方法について説明されますので、参加される方は事前に電話またはFAXで申し込む必要があります。
- - 日時: 令和6年9月5日(木)10:00~11:30
- - 場所: 宝塚せいれいの里宝塚すみれ栄光園6F研修センター
- - 申し込み先: 宝塚市高齢者・障害者権利擁護支援センター
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電話: 0797-26-6828
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FAX: 0797-26-6238
ヘルプが必要な方々へ
権利擁護サポーターは、地域の多様な権利擁護のニーズに応えるために必要な基盤を築く役割を果たします。引きこもりの方への就労体験支援など、幅広い活動が期待されています。この機会に興味を持たれた方は、ぜひ説明会に参加し、地域での支援活動に羽ばたく第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
地域個々の事情やニーズに寄り添った、あたたかい支援を目指す講座です。みなさんの参加をお待ちしています。