サマータイムと家族時間
2011-07-05 15:00:01
サマータイム導入で変わる家族との過ごし方と新たなサービスの拡大
サマータイム導入による家族との時間の重要性
近年、サマータイムを導入する企業が増加しています。この制度は、主に電力負荷の軽減を目的としていますが、家庭内での過ごし方にも影響を及ぼしています。最近、株式会社イードが行った調査の結果、特に父親たちがこの制度を通じて家族との時間をより意識するようになる傾向が強まっていることがわかりました。
家族との時間を大切に
サマータイム導入企業に勤める父親の3割以上が、「例年以上に家族との時間を大切にしたい」と感じていると回答しています。これは、勤務時間の短縮がもたらすメリットを最大限に活かしたいという気持ちの表れです。多くの父親が「せっかく早く帰れるので、家族ともっと仲良くなりたい」と語っており、早帰りを実現したことが、家庭のコミュニケーションの増加につながっているようです。
コミュニケーションの向上
調査によると、サマータイムを導入した企業で働く父親の約4割が、配偶者や子どもとのコミュニケーションが増えたと実感しています。具体的には、妻とのコミュニケーションが48.3%、子どもとのコミュニケーションが42.4%増加したと報告されています。さらには、サマータイムを導入することで、例えば子どもの宿題を見る時間ができたり、家族の食事の時間が充実するなどの具体的な良い影響を感じている父親が多くいました。
家族サービスの新しい形
この夏、サマータイムを活用して家族サービスを行った父親は4人に1人に達しています。これには、平日でも積極的に家族との時間を作ろうとする姿勢が反映されており、家庭の絆を深める機会が増えたことを示しています。また、サマータイムの実施にともない、家族で楽しめるサービスも多く登場しています。特に人気のサービスは、東京ディズニーリゾートの「夏5パスポート」です。このパスポートを利用すると、通常よりも早く入園することができ、家族での楽しい時間を過ごすことが可能です。
新しいレジャーの提案
調査での回答者は、ディズニー以外にも友人や同僚と楽しめる居酒屋のサービスにも関心を寄せています。特定の居酒屋では、アフター4を活用したドリンク半額サービスを提供しています。また、アサヒビールの特別なバーもサマータイムに合わせたサービスを展開中です。これらの新しいサービスが、平日でも気軽に楽しい時間を過ごすための選択肢を広げています。
まとめ
サマータイムの導入は、父親たちが家族との時間を大切にしたいと考えるきっかけともなり、コミュニケーションの増加や新たなサービスの利用の活発化を促しています。これにより、以前よりも家族との絆を深めるきっかけが生まれ、個々の家庭においてより豊かな時間を過ごすことができるようになっています。今後も、サマータイムを利用した多岐にわたるサービスの展開が期待され、家族との時間を充実させる新たな取り組みが進むことでしょう。
会社情報
- 会社名
-
株式会社イード
- 住所
- 東京都中野区中央一丁目38番1号住友中野坂上ビル1階・16階
- 電話番号
-
03-6304-0091