「つながる薬局」が在宅訪問支援機能リリース
2024-07-17 16:34:12

薬剤師の負担軽減!LINE公式アカウント「つながる薬局」が在宅訪問業務効率化を支援する新機能をリリース

薬剤師の負担軽減!「つながる薬局」が在宅訪問業務を効率化する新機能をリリース



株式会社ファーマシフトが提供するLINE公式アカウント「つながる薬局」は、2024年7月16日、薬局における在宅訪問業務の効率化を支援する「在宅サポート機能」をオプション機能としてリリースしました。

この新機能は、薬剤師による在宅訪問時の報告書作成・送信作業を、「つながる薬局」の画面上からシンプルな操作で行えるようにすることで、業務にかかる時間と手間を大幅に削減します。

在宅医療のニーズ増加と薬剤師の負担



2025年には団塊の世代が75歳以上となり、日本の高齢者人口が急増すると予測されています。高齢化社会の進展に伴い、介護需要の高まりと同時に、病院での入院や通院が困難になるケースが増加しており、自宅等で療養しながらも質の高い医療を受けられる在宅医療の必要性と重要性はますます高まっています。

2024年度の調剤報酬改定では、在宅医療に関する算定項目がいくつか追加されました。また、地域支援体制加算の要件として、年間24回の在宅訪問算定実績も求められています。これらの改定は、今後の薬局における在宅業務への取り組み強化と地域医療への貢献を強く期待するものです。

しかし、在宅訪問ニーズの拡大に対応していくには、薬剤師がよりストレスなく業務に取り組める環境作りが不可欠です。患者とのコミュニケーション、医師や看護師との連携、在宅業務における各種書類の準備・作成など、在宅訪問は外来調剤と比較して、効率化できる課題が多く存在しています。

「在宅サポート機能」で業務効率化を実現



ファーマシフトは、薬局の在宅訪問における課題解決と効率化を目的として、「在宅サポート機能」を開発しました。この機能は、以下の3つのメリットを提供します。

1. 報告書作成の電子化による効率化: 患者氏名や処方薬剤等の情報を自動転記することで、報告書作成にかかる時間を短縮します。
2. ヒアリング項目の明確化: 訪問時に必要となるヒアリング項目・実施項目をチェックリスト形式で実装しました。画面上の項目に沿って進めることで、抜け漏れなく患者さんへのヒアリングが可能になり、項目を埋めていくことで報告書が完成します。主なヒアリング項目には、睡眠状況、認知感覚、食事・口腔ケア、歩行運動、排泄、身体所見などが含まれます。
3. FAX・メール送信作業の効率化: 送信先を事前に登録しておけば、「つながる薬局」の画面上からFAXまたはメールで報告書を送信できます。送信作業にかかる時間を削減し、漏れや誤送信も防止します。

今後の機能拡充と薬局の業務改善への貢献



「在宅サポート機能」は、これまで多大な労力と時間を要し負担が大きかった薬局や、運営の複雑さから在宅への取り組みを躊躇していた薬局が、より負担なく在宅業務に取り組める環境を構築する一助になると期待されています。

さらに、ファーマシフトは今後、契約書・計画書の作成、ダッシュボード機能等の機能拡充を予定しており、薬局の業務効率化に大きく貢献することを目指しています。

ファーマシフトは今後も、薬局・薬剤師の業務負担と働き方の改善に寄り添いながら、受け入れやすいデジタルの環境作りを進めることで、さらなる薬局の利便性向上に尽力してまいります。


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会社情報

会社名
株式会社ファーマシフト
住所
東京都港区虎ノ門1-18ヒューリック虎ノ門ビル8F
電話番号

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