SAP導入後も悩む調整業務を効率化
最近、企業における調整業務の複雑化は大きな問題となっています。特にSAPを導入している企業では、発注から請求に至るまでの調整業務が煩雑で、現場の負担が増す一方です。具体的には、納期回答や分納、仕様変更、出荷連絡、検収処理、請求照合などが含まれますが、これらのやり取りはメールやExcel、電話など多岐にわたるチャネルによって行われています。このことが、更新遅延や転記ミス、関係者の誤解といったリスクを引き起こす要因ともなっています。
簡単には解決できない困難な状況
調整業務が煩雑化することは、現場のオペレーションだけでなく、管理者の情報管理にも悪影響を及ぼします。たとえば、納期変更や分納が生じた場合、その最新の状況を把握するためには担当者に直接確認しなければならず、手間がかかる上に時間も浪費されます。また、合意した内容の証跡を追うことも難しく、このために余分なリソースを費やさざるを得ない状況が続いています。
EDIの限界と新たな解決策
従来は、取引の効率化を進めるためにEDI(電子データ交換)が用いられてきました。しかし、EDIは伝票を交換する仕組みであり、変更への対応や価格協議など柔軟なやり取りが要求される場合には電話やメールに頼るしかありません。また、大規模な取引先にはEDIが有効でも、中小企業との連携にはいまだに課題があります。
そこで新しい解決策が必要です。本ウェビナーでは、EDIや従来の手法の限界を補完し、取引先との調整業務を証跡化された共同プロセスに発展させるアプローチ、「取引先との情報共有」をテーマに解説します。
SAPとCBPの連携で業務を効率化
具体的には、SAPと企業間取引プラットフォーム「CBP(Connected Business Platform)」の連携により、バイヤーとサプライヤーは受発注から請求までのプロセス、データ、コミュニケーションを統合的に管理できます。このようにすることで、調整業務を一元化し、効率化を図ることが可能です。特に、調達・購買部門が日々のおいている調整業務の負担を軽減し、高付加価値業務にリソースを集中させることができるでしょう。
参加をおすすめしたい方々
このウェビナーは、以下のような方々に特におすすめです。
- - 調達・購買部門における調整業務を効率化したい方
- - 証憑や証跡を一元管理し、情報管理を強化したい方
- - SAPを利用中あるいは今後導入予定で、調達業務を見直したい方
主催・共催
このウェビナーは、株式会社テクノスジャパンが主催し、株式会社オープンソース活用研究所とマジセミ株式会社の協力のもと開催されます。
今後もマジセミは「参加者の役に立つ」ウェビナーを定期的に開催していく予定です。過去のセミナー資料や現在募集中のセミナー情報は、公式サイトでご覧いただけます。
マジセミ株式会社
〒105-0022 東京都港区海岸1丁目2-20 汐留ビルディング3階
お問合せ:
https://majisemi.com/service/contact/