楽天テクノロジー・エクセレンスアワード2026、受賞者発表
楽天グループ株式会社が主催する「楽天テクノロジー・エクセレンスアワード2026」の受賞者が決定しました。このアワードは、先進的なテクノロジーを駆使して社会に貢献した個人や団体を称えるもので、今年で17回目の開催となります。表彰式は、2026年11月14日(土)に行われる「Rakuten AI Technology Conference 2026」で実施されます。
テーマ「AI-nization: Enhance & Augment」
今回のアワードは「AI-nization: Enhance & Augment」というテーマのもと、3つのエクセレンス賞が授与されました。「AI-nization」は、楽天が提案するAI化の概念であり、個人や組織の能力向上を目指すものです。このテーマの下、受賞者はそれぞれ独自の方法で技術革新を進め、社会にポジティブな影響を与えています。
受賞者1: JAI-Trust
最初の受賞者は、JAI-Trustです。これは、日本におけるAIの信頼性を確保するためのベンチマークを構築し、その評価手法を確立するプロジェクトです。2025年10月に発足し、多様な関係者が協力して進められています。AI技術が日常生活やビジネスの中で重要な役割を果たす中、JAI-Trustの努力は日本における安全なAIの利用を支える重要な基盤となっています。
受賞者2: Apache Iceberg Community
2番目の受賞者、Apache Iceberg Communityは、大量データを効率的に扱うためのオープンテーブルフォーマットを確立しました。この技術革新により、データレイクの課題を解決し、「データレイクハウス」構想を実現に導いています。こちらもボランティアの協力によるものであり、多くの組織がこの技術を利用することで、コストを抑えつつも高いパフォーマンスを実現しています。
受賞者3: Science TokyoとAIST
最後に、東京科学大学の岡崎研究室と横田研究室、産業技術総合研究所の3者が受賞しました。彼らは日本の大規模言語モデルのオープンソースエコシステムの構築に大きく貢献し、132以上のモデルと19のデータセットを公開しています。これにより、日本のAI研究コミュニティに重要な足場を提供し、特に医療や金融などのデリケートな分野での研究にも影響を及ぼしています。
審査委員の活動
本アワードの審査は、楽天グループの代表取締役会長兼社長である三木谷浩史氏を委員長に掲げ、各業界のエキスパートによる厳正な審査が行われました。今後も楽天は、テクノロジーの進化を促進する個人や団体を引き続き支援していく方針です。
テクノロジーの革新を支えるイベント
表彰式が行われる「Rakuten AI Technology Conference 2026」には、多くの技術者や関心のある方々が参加予定で、最新のテクノロジーに触れる貴重な機会となります。公式サイトでは詳細な情報が掲載されており、参加申し込みも受け付けています。これを通じて、技術者たちの交流が図られ、さらなる革新のアイデアが生まれることでしょう。
楽天は、テクノロジーアワードを通じて、これからも社会に貢献していく取り組みを続けていきます。テクノロジー分野の未来に期待が寄せられる中、これらの受賞者たちの活動から、私たちが学ぶべきことは多いでしょう。