島根県で生まれた新しい発酵酵素ドリンク『潤梨(うるり)』の販売が、2024年に廃棄予定の“被害梨”を利用し、6月13日(金)より始まります。これまで、サプライズなネーミングやロゴデザインで注目を集めてきたまちがい梨ジャパンですが、地域課題に対する真摯な取り組みがこの商品を生み出しました。
2024年には収穫された梨の約60%が規格外となってしまう現状があり、その多くは廃棄されています。しかし、まちがい梨ジャパンは一つも無駄にしたくないという想いから、発酵酵素原液を生み出しました。
『潤梨(うるり)』の特徴
全て島根県産の原材料を使用しており、以下の特徴があります:
1.
水や砂糖不使用:一般的な酵素ドリンクは水や大量の砂糖を使いますが、『潤梨』は梨そのものの水分を活用し、さらに蜂蜜やオリゴ糖、米麹、酒粕を使用しています。これにより、より自然な発酵を実現しました。
2.
国産高麗人参を配合:島根県松江市にある名所「由志園」で栽培された希少な国産高麗人参を使用しており、発酵の力で本来の栄養を引き出します。開発には、同じ安来市出身の由志園の社長が快く協力してくれました。
試飲者の声
実際に試飲した方々からは、「これは美味い!」といった肯定的な反応が寄せられ、梨農家たちの喜びの声も聞かれています。安来市の市長からは、程よい酸味と飲みやすい味が絶賛されました。
『潤梨』の飲み方提案
6月13日の発売日には、様々な飲み方のレシピが披露されます。原液をそのまま楽しむストレート方式から、炭酸水で割る炭酸割りや、温めたお湯で割るお湯割りまで、バリエーション豊かに楽しむことができます。さらに、松江市で人気のおばんざいやスナックのお店でも、その特製レシピが提供される予定です。
絵本制作にも着手
また、『潤梨』のコンセプトに基づき、絵本制作にも取り組んでいます。主人公は“じゃがいものようになった梨”であり、見た目に左右されず、本来の素晴らしい味や効能を子供たちに伝えていくストーリーを考案中です。
今後の販売予定
『潤梨』は、現地の安来道の駅「あらエッサ」にて、6月13日(金)から直接購入可能です。また、今後の展開として、ショッピングサイトや海外ECサイトでも発売予定です。容量は300mlで、価格は6,000円(税別)。
企業情報
まちがい梨ジャパンは、島根県安来市を拠点にし、代表者は板持浩二氏です。詳しい情報は公式ホームページで確認できます。
これから注目される『潤梨(うるり)』。自然環境に寄与しながら健康をサポートするその姿に、私たちは期待を寄せています。