横田滋写真展「めぐみちゃんと家族のメッセージ」
2026年2月26日から3月9日まで、大阪高島屋で特別な写真展が開催されます。この展覧会は、拉致被害者である横田めぐみさんと彼女の家族との思い出を中心に、滋さんが生前に撮影した写真や貴重な展示物にフォーカスを当てています。
横田家の幸せな思い出
1976年、新潟に引っ越した横田家は、海の近くで家族と共に楽しい時間を過ごしました。寄居浜海岸へ出かけたり、お正月にはお母様の早紀江さんが着物姿を披露したりするなど、家族全員が未来を期待して明るい日々を送っていました。これらの幸せな瞬間は、全て滋さんのカメラで捉えられました。しかし、その輝きは、突然の悲劇によって断たれてしまうことになります。
拉致事件から49年
1977年、めぐみさんは中学1年生の春、学校からの帰り道で拉致され、家族と引き離されました。それから49年の歳月が流れ、現在も多くの拉致被害者の帰国が叶わない中、横田家の元には高齢化の影が忍び寄っています。2020年には滋さんが他界され、家族の悲しみは深まるばかりです。今回の展示では、滋さんが記録した家族の幸せな時代を改めて振り返ることができます。
展示内容と参加方法
本展では、滋さんが撮影した写真に加え、めぐみさんの思い出の品や早紀江さんが描いた絵画も初めて展示される予定です。この展示により、来場者は滋さんと早紀江さんが抱える悲しみや憤りを深く理解し、自らの事として感じることができるでしょう。
入場は無料で、会場は高島屋大阪店の7階グランドホールです。入場時間は午前10時から午後6時30分までとなっており、最終日は午後4時30分までの開場です。混雑を避けるため、入場制限が行われることもあるため、訪れる予定の方はご注意ください。
あさがおの会の役割
この展示の主催は「あさがおの会」です。この団体は、横田ご夫妻の拉致被害者救出活動を支援するために設立されたもので、設立当初から現在に至るまで活動を続けています。名称には、めぐみさんが大好きだった「あさがお」の花にちなみ、こちらの花が象徴的に用いられています。
終わりに
今回の写真展は、ただの過去の思い出を振り返るだけではありません。多くの人々が横田家の歴史を知り、拉致問題に対して理解を深め、支援の手を差し伸べることができるきっかけとなることが期待されています。ぜひ、この特別な機会に足を運んで、横田家の「かつての幸せ」を感じてみてください。