再生医療ビジネスシンポジウムの開催概要
2025年12月9日、京都で「HVC KYOTO 2025 再生医療ビジネスシンポジウム」が開催されます。このシンポジウムは、孤立しがちなバイオ医療分野の企業・研究者に向けて、再生医療に特化した最新情報を提供するビジネスイベントです。このシンポジウムは、京都リサーチパークを中心に、京都府や京都市、独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)と協力して運営されています。特に、今年で10周年を迎えた「HVC KYOTO」は、日本最大級のヘルスケア特化型イノベーションプラットフォームとして、国内外から多くの注目を集めています。
シンポジウムの目的
再生医療分野は新たなビジネスチャンスが広がっており、成功の可能性が期待されています。このシンポジウムでは、全国の研究者やビジネスパーソンが集まり、再生医療に関する知見を深め、異分野の専門家とのネットワーキングを図ることが目的です。特に、細胞バイオテクノロジーや医療機器開発に関連する革新的なアイデアが取り上げられ、参加者同士の活発な意見交換が期待されます。
開催日と場所
- - 日時: 2025年12月9日(火)10:00〜17:55(開場9:30)
- - 場所: 京都リサーチパーク KRP西地区4号館地下バズホール
参加は無料で、定員は200名とされており、定員に達し次第受付を終了しますので、事前の申し込みが必須です。申込は
こちらから行えます。
基調講演とパネルディスカッション
シンポジウムでは、著名な専門家による基調講演が行われる予定です。
- - 基調講演1: 三洋化成工業 プロジェクトリーダー 川端慎吾氏による「機能性タンパク質シルクエラスチンを用いた医療機器開発について」
- - 基調講演2: 愛媛大学医学系研究科 教授 羽藤直人氏による「耳鼻咽喉科領域の再生医療」
また、パネルディスカッションでは、産官学のキーマンが再生医療関連ビジネスの現状と今後の展望について議論を交わします。
参加対象者
参加対象者は以下のように多岐にわたります。
- - 製薬・バイオ・モノづくりなどの企業や研究者
- - 再生医療関連スタートアップへの関心のある方や、起業を目指す研究者
- - ライフサイエンス分野における異分野連携を目指す方
HVC KYOTOの意義
「HVC KYOTO」はこの10年間、多くのスタートアップの成長を後押ししてきました。過去には194件のスタートアップが採択され、資金調達額は805億円を超えるなど、数々の成功事例を生み出しています。このような背景を持つHVC KYOTOは、再生医療ビジネスを考える参加者にとって貴重な情報源となり、大きな刺激を与えてくれることでしょう。
まとめ
再生医療のビジネスチャンスを理解し、他分野との連携を図るために、このシンポジウムへの参加は非常に意義深いものです。日々進化する医療分野において、革新的なアイデアや技術を持つ方々が集まるこのイベントで、新たな出会いや発見が待っています。是非、参加を検討してみてはいかがでしょうか。