真田庵、修繕プロジェクト成功
2024-04-01 00:00:02
真田ゆかりの聖地、和歌山県九度山町真田庵の修繕プロジェクト成功!
真田ゆかりの聖地、真田庵の修繕プロジェクトが成功!
和歌山県伊都郡九度山町にある真田庵(正式名称:善名称院)は、真田昌幸公ゆかりの史跡として知られています。この度、老朽化が進む本堂と土塀の修繕のため、クラウドファンディングを実施した結果、目標額を大きく上回る支援が集まりました。
歴史と伝統を紡ぐ真田庵
真田庵は、高野山真言宗の寺院で、寛保元年(1741年)に創建されました。真田昌幸・幸村父子を祀る宝篋印塔は、九度山町の町指定文化財、境内は和歌山県指定文化財に指定されている貴重な歴史的建造物です。春にはボタンの花が咲き誇り、紀州九度山真田まつりでは武者行列のゴール地点として賑わいをみせます。
老朽化と修繕の必要性
しかしながら、長年の風雨や老朽化により、本堂は雨漏りなどの被害を受けていました。土塀も倒壊の危険性があり、早急な修繕が必要不可欠な状況でした。
クラウドファンディングによる支援
そこで、2023年11月10日から2024年1月8日にかけて、「真田ゆかりの九度山町真田庵。修繕工事で後世へつなぎたい。」と題したクラウドファンディングを実施。494名もの方から10,055,000円ものご支援をいただきました。PR TIMESを通じた情報発信も、プロジェクトの成功に大きく貢献しました。
修繕工事の進捗
現在、土塀の修繕工事が順調に進んでいます。4月5日からは本堂の修繕工事も開始されました。しかし、現状では全ての修繕を行うには費用が不足しており、引き続き募金箱を設置して寄付を受け付けています。
住職の思い
40年間、真田庵の住職を務める渡部恵光さんは、クラウドファンディングの成功に驚きながらも、「真田父子が多くの人々に愛されていることを実感した。彼らの足跡を後世に伝えていく使命がある」と語っています。目標達成を機に、参拝者が安心して訪れることのできるよう、真田庵の保存・修繕に尽力していく決意を新たにしました。
六文銭の精神
真田昌幸・幸村父子の生き様は、現代社会を生きる私たちに勇気を与えてくれます。苦境に立たされても決して諦めなかった彼らの精神は、真田庵の存続にも通じるものがあります。
真田庵は、これからも真田家の歴史と文化を伝える聖地として、全国の真田ファンの方々にとって貴重な場所であり続け、多くの方々に真田父子への想いを馳せていただけるよう、活動を続けてまいります。
April Dreamへの参加
今回のクラウドファンディングは、「April Dream」プロジェクトに賛同して実施されました。「April Dream」とは、4月1日に企業が夢を発信するPR TIMESによる企画です。真田庵は、この素敵な企画に参加できたことを大変光栄に思っています。
まとめ
真田庵の修繕プロジェクトは、多くの人々の支援と真田家への深い愛情によって成功を収めました。歴史的建造物の保存・継承は、未来への貴重な遺産です。真田庵は、これからもその歴史と伝統を守り続け、多くの来訪者を迎えるにふさわしい場所として発展していくことでしょう。
会社情報
- 会社名
-
宗教法人善名称院
- 住所
- 和歌山県伊都郡九度山町九度山1413
- 電話番号
-
0736-54-2218