建設業界のデジタル変革を促す新サービスの提供
株式会社建設楽楽カンパニー(旧:フラクトライト)が2023年11月21日から、建設業の安全書類業務に特化したAI-BPOサービスの提供を開始します。このサービスは、建設現場での書類作成や確認、提出業務をAI技術を活用することで効率的に行えるものです。
日本の建設業界が抱える課題
日本の建設業界は約60兆円の規模を誇りますが、長年にわたり紙ベースの作業やエクセルを用いる属人的な業務が多く見受けられ、デジタル化の進展が遅れています。特に超高齢化と人口減少が進む中で、「現場で人手不足」が深刻な問題となっており、安全書類の作成や処理においても「適任者がいない」という課題が顕在化しています。
また、安全書類のフィールドでは、元請ごとの差異がいくつも存在し、多様なフォーマットや現場の独自ルールが絡み合っており、標準化が極めて難しい状況です。このため、これまでに導入されたシステムも「現場に定着しづらい」「実業務と合わない」といった理由で機能しきれていないケースが少なくありませんでした。
AI-BPOによる新たなアプローチ
株式会社建設楽楽カンパニーでは、こうした「標準化が難しい領域」に対してAIを駆使し、業務自動化と人間による最終チェックを組み合わせる「業務委託型AI」通称 AI-BPOのアプローチを採用。これにより、建設現場側での運用変更を不要とし、現場の負担を極力軽減する新たなサービスを実現しています。これは、従来のSaaSサービスや書類作成ツールとは異なり、業務の流れに自然と組み込まれる形で働くため、現場の意識を変えずに導入可能です。
約3,000現場のデータを活用した知見
これまでに3000現場における安全書類のデータをもとに、業界特有の業務パターンやフロー、指摘傾向を深く研究し、そこから得た知見を生かしています。これにより、AIを用いた処理精度の向上だけでなく、現場のリスク傾向の分析や熟練技能者の配置最適化、さらには事業者間のマッチング支援にも役立つ示唆が得られる可能性があります。
今後の展望: マッチングサービスの展開
このAI-BPOサービスの提供開始は、データとAI基盤を活用した事業展開の第一歩となります。そして、建設分野のより広範な効率化、特に労務管理や原価管理などの領域にも拡大を目指し、将来的には建設事業者同士のマッチングプラットフォームの構築を進めていきます。
建設テック分野では、2026年以降の市場成長も予測されており、当社はこの変革の中心で、日本の建設業界の生産性向上に向けた取り組みを今後も進めていく所存です。
企業の背景
株式会社建設楽楽カンパニーは、2023年4月に設立され、「建設業を楽にする」ことをミッションに掲げ、建設現場での非効率を解消すべく努力しています。創業以来、技術を採用した新たなサービスの開発に挑戦し続けており、今回のサービスも、下請け業者のニーズに応える形で生まれました。今後も建設業界のデジタル変革推進に寄与することを目指します。
企業概要
- - 会社名:株式会社建設楽楽カンパニー(旧:株式会社フラクトライト)
- - 所在地:東京都千代田区神田須田町1丁目7番8号 VORT秋葉原IV2階
- - 代表者:中川 優志
- - 事業内容:生成AIを利用したサービスの開発
- - 創業:2023年4月28日
- - お問い合わせ:[email protected]
- - URL:株式会社建設楽楽カンパニー