岡山大学の未来農業
2025-11-16 23:17:20

岡山大学がメッセナゴヤ2025に出展、未来の農業をリードする四足歩行ロボットを披露

岡山大学が「メッセナゴヤ2025」に出展



国立大学法人岡山大学は、2025年11月6日と7日に名古屋で開催された「メッセナゴヤ2025」に出展しました。このイベントは日本最大級の異業種交流展示会であり、岡山大学は株式会社TIMEWELLとの共同で、四足歩行ロボットを用いたスマート農業の取り組みを紹介しました。この出展は、地域中核大学としてのイノベーション創出を強化するための「シンク&アクションタンク構想」の一環として行われました。

出展ブースでは、岡山大学の学生チームがロボットの操作とデモンストレーションを担当し、農作業支援のイメージを具体的に提示しました。資材運搬や圃場監視など、農業の現場での活用が期待されています。ブースには二日間で約100名の来訪者があり、防災やインフラ点検、防犯といった多様な分野での応用に関する意見交換が活発に行われました。

特に、自治体の関係者からは、近年の社会課題となっている熊の出没対策に向けた提案が寄せられるなど、実践的な活用ニーズが明らかになりました。また、下水道やトンネル、災害現場など人が立ち入れない環境での活用の期待も高まり、フィールドでの実装に関する強い関心が確認されました。参加者からは、学生たちが取り組む最新技術の社会実装への挑戦が高く評価され、次世代の地域課題解決人材育成が重要であることを印象深く伝えました。

さらに、この出展を通じて企業からは実証実験への参加やスポンサーとしての協力を希望する声が多数寄せられ、今後の共同研究の進展が期待されています。また、岡山県浅口市寄島町でのフィールド実証見学の希望も寄せられ、産学官連携のさらなる展開が望まれています。

岡山大学は、地域課題解決型プロジェクトを推進し、大学発技術の社会実装に向けた取り組みを広く発信していく方針です。また、2025年12月2日には「岡山大学 R&D Showcase 2025」と題したイベントも開催される予定で、企業や自治体に最新の研究成果を直接見てもらえる貴重な機会となります。

今後も岡山大学は、学生・研究者・企業・自治体が一体となり、スマート農業をはじめとする地域課題解決に取り組む共創の場を提供し続けることでしょう。地域中核・特色ある研究大学としての岡山大学の活動に、多くの期待が寄せられています。


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会社情報

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国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

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