幻想的な万華鏡の世界が広がる特別展
千葉県流山市の国登録有形文化財である流山万華鏡ギャラリー&ミュージアムにて、2025年1月7日から2月9日まで「2025年 万華鏡ウィンターコレクション」が開催されます。この特別展では、冬の美しさを表現した様々な万華鏡作品が展示され、訪れる人々を魅了します。
冬をテーマにした多彩な作品たち
この展示には、流山市に在住の万華鏡作家・中里保子さんをはじめ、国内外から集まった多くの作家たちが参加しています。彼らの作品は、雪の結晶や冬の夜空をイメージしたデザインが特徴で、ホワイトやブルーといった寒色を基調とし、冬の情景を見事に表現しています。特に、世界が万華鏡の模様として切り取られる「テレイドスコープ」は、澄んだ冬の空気に包まれた景色を楽しむことができる素晴らしい体験を提供します。
国登録有形文化財としての歴史
流山万華鏡ギャラリーは、1889年に建設された「寺田園旧店舗」という建物に位置し、明治から昭和にかけて茶舗として栄えました。その後、倉庫として長きい間使用されてきましたが、2010年に現代に通じる拠点としてリノベーションが行われ、2011年には「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として存在が高く評価され、国登録有形文化財に登録されました。
アクセスしやすい観光名所
流山本町地域の観光名所の一つとして、多くの観光客が訪れるこのギャラリー。流鉄流山線の流山駅から徒歩5分、つくばエクスプレスや東武野田線の流山おおたかの森駅からも京成バスを利用して簡単にアクセスできます。駐車場の用意はありませんので、公共交通機関を利用することをお勧めします。
展示情報の詳細
展示会は毎日、午前10時から午後5時まで開かれており、月曜日は休館日となっています。ただし、祝日が月曜日にあたる場合は翌日が休館になります。また、入館は無料で、どなたでも気軽に訪れることができます。
この冬、流山万華鏡ギャラリーで特別な万華鏡の世界を体験し、美しい冬の風景を手に入れる絶好のチャンスです。皆さまのご来場を心よりお待ちしております。