竹繊維素材「BAMBOO+®」がLEXUSに採用
株式会社東海理化が開発した竹繊維複合材料「BAMBOO+®」が、このたびLEXUSの新型ISに採用されることが決定しました。2026年1月8日に販売される新型ISには、特製のオーナメントパネルとして使用され、竹素材の特性を最大限に活かしたデザインが施されています。これは、BAMBOO+®が自動車部品に使われる初めての事例です。
BAMBOO+®の特長とは
BAMBOO+®は竹繊維を最大55%含む環境に優しい複合材料です。この素材は、一般的な射出成形機で成形が可能であり、自動車用部品の製造において高い品質と耐久性を実現しています。オーナメントパネルに施された竹繊維は、独自の陰影を作り出し、走行性能を強調するスポーティなインテリアを際立たせています。
これまでに培った技術を基に、自動車メーカーや部品製造業者との提携により、BAMBOO+®は環境に優しいだけでなく、製品としての美しさも兼ね備えています。
環境への配慮と未来へのビジョン
東海理化は、BAMBOO+®を通じて持続可能な社会の実現に貢献するべく、竹の有効活用を推進しています。製品の開発は、自社の工場での生産にとどまらず、地域社会にも雇用を創出するという側面も持っています。特に、放置竹林問題の解消を目指しており、これにより地域にとっての価値も生み出します。
URLを見ていただければわかるように、関連会社と協力して竹製のステアリングホイールの開発も進めています。この取り組みは、竹素材の可能性を広げ、様々な分野での展開を目指しています。
新たな挑戦に向けて
今後、BAMBOO+®は自動車以外の分野、例えば家具や建具など幅広い用途に進出する計画です。新たに高知県で工場を取得し、2025年11月から本格的にBAMBOO+®の生産を開始する予定です。また、自社の音羽工場の食堂にこの素材を利用した壁面・椅子の試作品を設置し、さらなる検証を行っています。
BAMBOO+®は、単なる自動車部品の枠を越え、地球環境に配慮した新しい価値を創造するための第一歩と位置づけられています。私たちは今後も、このような環境に優しい素材の開発を推進し、持続可能な社会の実現に向けて挑戦を続けていきます。
これからのBAMBOO+®から目が離せません。新しい技術と素材が結びつくことで、どのような未来が描かれるのか、期待が高まります。