JICDAQが開催するデジタル広告基礎講座の概要と意義について

JICDAQが主催するデジタル広告基礎講座

一般社団法人デジタル広告品質認証機構（通称：JICDAQ）は、2025年10月27日（月）に、地方自治体向けの「デジタル広告基礎講座」を実施します。この講座は、デジタル広告の重要性が高まる中で、自治体の施策広報において、広告を適切に活用するための知識と技術を提供します。

セミナーの目的

このセミナーは、初めてデジタル広告に関わる方や、経験のある担当者が主な対象です。具体的には、デジタル広告の基礎知識、予算の要求方法、仕様書の策定、事業者の選定（プロポーザル審査）の実例を交えながら解説します。また、総務省が示す「広告主等向けガイダンス」についても触れる予定です。

特に、観光振興や移住促進、ふるさと納税、シティプロモーション、広報活動など、中央省庁及び地方公共団体の施策に関わる担当者にとって実用的な内容となっています。さらに、デジタル広告業務を外部に委託する事業者にも役立つ情報が得られることでしょう。

開催詳細

この講座は、 2025年10月27日（月）に16:00から17:15の間にオンラインで開催されます。参加は無料で、申込みを済ませた方はZoomウェビナーを通じて視聴することができます。さまざまな分野からの参加を期待しており、特に中央省庁や地方公共団体の担当者はもちろん、事業会社の方も参加可能です。

登壇者には、一般社団法人日本インタラクティブ広告協会（JIAA）の常務理事を務める新野聡氏や、sembear合同会社のFounder, CEOである治田耕太郎氏、そしてJICDAQの事務局長である小出誠氏が揃います。彼らの知見が講座の中で紹介され、参加者は実務に即した学びを得られるでしょう。

JICDAQについて

JICDAQは、デジタル広告市場における品質課題を解決し、健全な発展を目指すため、2021年に設立された機関です。この組織は、日本アドバタイザーズ協会（JAA）、日本広告業協会（JAAA）、日本インタラクティブ広告協会（JIAA）の広告3団体が中心となって運営しており、各団体からの専門的な知識と経験が集約されています。

また、JICDAQの認証を受けた事業者は、日本ABC協会がその信頼性を証明しています。現在、184社が認証を受け、390認証を取得しており、行政機関向けのサポートも充実しています。応募者にとって、信頼のおける広告配信先を見つける手助けとなるでしょう。