この受賞に際し、Piece of Syriaは日本国内だけでなく、フィリピン、ミャンマー、ネパール、ラオス、バングラデシュなど合計30組の他の受賞団体と共に素晴らしい活動の交流もありました。前日に当団体の広報スタッフである伊藤広が、30団体を代表して中野貴行氏のスピーチを行い、シリアでの経験や活動の意義を涙ながらに伝えました。
今回の受賞は名誉なものであると同時に、10年以上にわたるシリアの内戦の中で困難な状況に置かれている現地のスタッフや、教育の機会を求める子どもたち、支援者の皆様が真の主役であることを改めて認識させるものでした。Piece of Syriaでは、これを一つの節目として、今後も現地の仲間たちと共に「シリアに未来をつくる教育」を続けていく決意を新たにしています。
Piece of Syriaの活動概要
Piece of Syriaは、シリアの子どもたちが戦争によって失った教育の機会を取り戻すべく、2016年に設立されました。「シリアを再び訪れたくなる国にする」というビジョンのもと、教育や文化の面から支援を行ってきました。これまでの活動を通じて、延べ5万人以上の子供たちに教育を提供してきました。
Piece of Syriaでは、持続的な活動を支えるためにマンスリーサポーター「パートナー会員」として寄付を募っています。月額1000円から参加可能で、集まった資金はすべてシリアの教育支援活動に充てられます。平和なシリアを共に目指す未来を創るため、皆様のご支援をお願いいたします。寄付についての詳細は、公式ウェブサイトをご覧ください。