バリ島の追悼と復興支援
2011-04-12 15:30:36
世界が祈る、日本の復興:バリ島での追悼と復興支援セレモニー
世界が祈る、日本の復興:バリ島での追悼と復興支援セレモニー
2011年3月11日に発生した東日本大震災。その甚大な被害は日本国内にとどまらず、世界中に衝撃を与えました。多くの国々が日本への支援を表明する中、インドネシア・バリ島でも、被災者への追悼と復興を祈る様々なセレモニーが開催されました。
バリ島ウルワツ寺院での祈祷会:祈りの連鎖
4月2日、バリ島有数の寺院であるウルワツ寺院では、バリ州知事主催による大規模な祈祷会が執り行われました。ヒンズー教の最高位僧侶であるプダンダや多くの僧侶、各国政府代表、そして州知事から招待された約200名もの人々が集まり、犠牲者への哀悼の意と被災地の復興を祈念しました。
州知事の挨拶は参加者の心に深く響きました。「Tat Twan Asi(私はあなた、あなたは私)」という言葉で始まったメッセージは、困難に直面する日本は決して孤独ではない、世界中の人々が共に支え、応援しているという強い連帯感を示していました。自然災害という試練に対し、人類が協力して乗り越えていくべきだという力強いメッセージは、参加者全員に深い感動を与えました。
レノン広場での慰霊と復興セレモニー:希望の光
4月5日には、バリ島レノン広場のパジュラサンディー平和祈念塔で、別の追悼と復興セレモニーが開催されました。バリ島観光局主催のこのセレモニーには、約3000名もの人々が参加。
「LOVE and FRIENDSHIP for JAPAN」をテーマに、特別に創作されたバリの伝統舞踊が披露され、会場全体を感動的な雰囲気に包み込みました。最後は、参加者全員でローソクの火を灯し、復興への祈りを捧げました。日本デンパサール総領事館の城田総領事も出席し、インドネシアの人々への感謝の言葉を述べられました。
インドネシアの支援活動:継続する温かい心
これらのセレモニー以外にも、インドネシア各地で東日本大震災被災者への支援活動が展開されました。ガルーダ・インドネシア航空は、インドネシア政府からの救援物資を無償で輸送するなど、積極的に支援活動を継続しています。
祈りから生まれる希望:未来への展望
バリ島での追悼と復興支援セレモニーは、単なる儀式ではありませんでした。それは、インドネシアの人々の日本への深い友情と、被災者への温かい思いやりが形になった、感動的な出来事でした。世界中の人々が心を一つにして、被災地の復興を祈る、その連帯の力は、被災者の方々への大きな力となり、希望の光となるでしょう。一日も早い復興を願って、私たちはこれからも被災地を見守り続けたいと思います。
(写真提供:ラマツアーズ)
会社情報
- 会社名
-
ガルーダ・インドネシア航空会社
- 住所
- 東京都港区虎ノ門1-10-5KDX虎ノ門一丁目ビル
- 電話番号
-
03-5521-1121