能登半島地震 被災地支援:東京からボランティアを募集!住民と交流し、コミュニティ再建を支える

能登半島地震 被災地支援:東京からボランティアを募集!



2024年6月、東京都と東京ボランティア・市民活動センター(TVAC)は、能登半島地震の被災者を支援するため、7月から9月にかけてボランティアを募集することを発表しました。

今回のボランティア活動は、被災された方々が安心して生活できるよう、生活・コミュニティ再建を支援することを目的としています。具体的には、住民同士の交流や支えあいの場づくり(サロン活動)などを予定しています。

活動は、石川県輪島市、穴水町、七尾市で行われ、毎週水曜日から土曜日にかけて実施されます。活動場所は、穴水町内の拠点に宿泊しながら、3泊4日で活動を行います。

活動内容は、現地のニーズや状況を踏まえ、随時調整される予定です。参加費は10,000円で、移動に係る経費の一部、食料費などが含まれます。活動に伴う宿泊場所と東京駅からの現地までの往復の交通手段は提供されますが、自宅から集合場所(東京駅)までの移動費は自己負担となります。

募集人数は各回20~30名程度で、募集人数は回ごとに変更となる場合もあります。参加を希望される方は、TVACのホームページにある「募集要綱」をご確認ください。

過去の活動状況



5月28日現在、ボランティア活動者数はのべ82名、サロン参加者数はのべ630名に達しています。

参加したボランティアの方からは、「被災者のみなさんが温かく迎えてくれて、こちらが元気をもらった」「活動前は、災害ボランティアは力仕事や炊き出し等のイメージだったが、サロン活動という長期的な支援の仕方があることを知った」などの声が寄せられています。

参加した地域住民の方からは、「こうして地域の方やボランティアと話せるのが嬉しい」「家にいると不安になるが、サロンに来ると気がまぎれる」などの声が寄せられています。

今後も継続的な支援を



東京都とTVACは、今後も被災地のニーズを把握しながら、長期的な支援を継続していく予定です。今回のボランティア募集を通して、多くのボランティアの方々が参加し、被災地の復興に貢献することを期待しています。

今後の展望:長期的な支援体制の構築と地域住民との連携強化



今回のボランティア募集は、能登半島地震の被災地支援の一環として、東京都とTVACが連携して実施するものです。今後、東京都とTVACは、被災地の復興に向けて、以下の取り組みを強化していく予定です。

1. 長期的な支援体制の構築: 今回のボランティア活動は、7月から9月までの期間限定ですが、東京都とTVACは、被災地の復興が完了するまで、長期的な支援体制を構築していきます。

2. 地域住民との連携強化: 被災地のニーズをより深く理解するため、地域住民との連携を強化し、継続的な情報交換や意見交換を行っていきます。

3. ボランティア活動の多様化: 被災地のニーズに合わせて、ボランティア活動の内容を多様化し、住民の生活再建を支援する活動、コミュニティ再生を支援する活動、心のケアを支援する活動などを展開していきます。

4. ボランティア育成: 被災地支援に関心のある方々に対して、ボランティア活動の研修やスキルアップの機会を提供し、質の高いボランティア活動を促進していきます。

5. 情報発信: 被災地の状況や支援活動に関する情報を積極的に発信することで、より多くの方々に支援への参加を呼びかけ、被災地への関心を高めていきます。

東京都とTVACは、今回のボランティア活動を通して、被災地の復興に貢献するとともに、地域住民との連携を強化することで、より効果的な支援体制を構築することを目指しています。

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