訪問美容を変える介助クッション「だっこしゃん」の試乗会開催
高齢化が進む中、訪問美容サービスの需要は高まる一方で、参入する美容師の数は限られています。この課題を解決するために、介助クッション「だっこしゃん」の試乗会が美容師向けに実施されます。この商品には、訪問美容師が介助なしで被介助者の身体を支えることができる画期的な機能が搭載されています。
試乗会の目的と背景
訪問美容師が不足している理由の一つは、美容師が直接的に身体をサポートすることが難しいためです。施術の際には、受けている方の身体を移動したり、位置を保ったりする必要があり、美容師の資格だけでは対応できない現実があります。この状況は、訪問美容に挑戦する際の大きな障害となってきました。
そこで「だっこしゃん」は、そのような課題を打破するために開発されました。訪問を希望する美容師やケアマネージャー(介護支援専門員)に実際に体験してもらうことで、訪問美容をもっと身近に感じてもらい、ニーズに応えるサービスの普及を目指しています。
クラウドファンディング概要
試乗会の資金調達を目的に、クラウドファンディングも同時に行われています。タイトルは「だれもが訪問美容を受けられる社会に。そのために、介助クッションの存在を広めたい」で、期間は6月1日から6月30日まで、目標金額は100万円です。
この資金の使い道は以下の通りです。
- - 「だっこしゃん」の購入費用約40万円
- - 出張交通費約50万円
- - クラウドファンディング手数料約10万円
開催スケジュール
- - 6月1日〜6月30日: クラウドファンディング期間
- - 9月頃: リターン発送
- - 9月〜12月: 全国10ヵ所での試乗会開催
休眠美容師へのチャンス
実際、美容師免許を持つ約6割、すなわち約70万人が現場を離れている状態です。多くは出産やライフスタイルの変化で働けていない方々ですが、訪問美容のように時間に融通の利く働き方であれば復職の可能性が広がります。
「だっこしゃん」の導入によって、訪問美容の参入障壁が低くなり、これまで美容業界から距離を置いていた休眠美容師にも新たな働き方の提案ができるでしょう。
訪問美容師のやりがい
代表の細川晃浩氏は「訪問美容のやりがいは、お客さまとまるで『家族』のような関係になれること」と語ります。長く担当してきた方からの感謝の言葉や、大切な人生の節目に携わることに強い喜びを感じているとのことです。
今後、試乗会を通じて訪問美容への関心が高まり、必要な方々に理美容サービスが届く社会にしていきたいと出口を決意しています。
参加方法
クラウドファンディングは6月30日(水)まで実施中で、5千円からの支援が可能です。興味のある方は、以下のURLから参画を検討してください。
CAMPFIRE クラウドファンディングURL
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