マハラシュトラ州観光
2015-09-09 18:59:49
インド・マハラシュトラ州の魅力を大阪で発信する観光プロモーションイベント
マハラシュトラ州の観光を日本に向けて広めるイベント
2023年の秋、インドのマハラシュトラ州観光開発公社が大阪で観光プロモーション・イベントを開始しました。このイベントは、昨年に引き続き来日したマハラシュトラ州政府と観光開発公社の使節団が主催し、日本とインドの観光産業を更に深めるための重要な機会となっています。
会場は、豪華なホテルニューオータニ大阪です。ここで、マハラシュトラ州観光開発公社の常務取締役であるバラーグ・ジャイナ・ナイヌッティア氏が同州の魅力にあふれた観光地や文化の数々を日本の旅行業界の代表者たちに向けてプレゼンテーションしました。彼は、マハラシュトラ州の美しさや観光資源について熱心に語り、その後には対話セッションが行われました。
特に注目すべきことは、マハラシュトラ州の首相であるディヴェンドラ・ファドナヴィス氏が発表した内容です。彼は「我々の州には多様な自然環境、豊かな文化遺産、さらにはアドベンチャーやビジネス、宗教的な観光に関する様々な体験があります。日本からの旅行者にとって、興味深い目的地が盛りだくさんであることをお伝えできれば嬉しく思います」と述べました。この言葉からも、彼の州への自信と期待が窺えます。
ジャイナ氏は、今回のイベントが日本人観光客にもマハラシュトラ州の魅力を知ってもらう大きなチャンスであると述べています。「日本の皆様がマハラシュトラ州の文化や景観について理解を深め、旅行ポテンシャルを感じてもらえることを願っています。さらに、日本大使館の協力に感謝し、旅行業界の皆様に現地でのビジネスチャンスもお伝えできればと思っています」と語りました。
イベントの初日には、マハラシュトラ州の観光資源や投資機会について、産業振興公社とステークホルダーや投資家との間で建設的なミーティングが実施されました。これにより、日本とインド間でビジネスや観光の新しい道筋が開かれることが期待されています。
また、マハラシュトラ州について簡単に紹介します。この州はインドの西部に位置し、州都はムンバイです。約1億1千万人の人口を持ち、35の県や535の都市部自治体、28,277の農村部自治体から成り立っています。ユネスコの世界遺産であるアジャンタ石窟やエローラ石窟、さらにはタドバ国立公園で見ることができる野生のトラ、豪華な観光列車デカン・オデッセイなど、観光の魅力は多岐にわたります。また、ムンバイは映画産業「ボリウッド」の中心地でもあり、州の経済を支える重要な要素の一つです。
このプロモーション・イベントは、日印両国の生活や文化について意見を交換する貴重な場として成功裡に終了しました。今後の観光の発展と両国間の交流がますます深まることを期待しています。
会社情報
- 会社名
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インド・マハラシュトラ州 観光開発公社
- 住所
- C.D.O. Hutments, Opp. L.I.C.(Yogakshema) Building, Madame Cama Road, Mumbai-400 020.
- 電話番号
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