本田圭佑が設立した学生ファンド「KSK Mafia」の注目ポイント

サッカー界のスーパースターである本田圭佑が、2022年のワールドカップが終了したタイミングで新たな挑戦を始めました。それが学生を対象としたファンド「KSK Mafia」です。この新しいファンドは、世界中から厳選された学生投資家と共に、途方もないポテンシャルを持つ学生起業家への出資を行うことを目的としています。

KSK Mafiaの理念

本田圭佑は、これまで数々の成功を収めた若き起業家たちを例に挙げて、「学生が未来を変える力を持っている」との信念を持っています。アメリカではマーク・ザッカーバーグやイーロン・マスクがその代表例であり、日本でも孫正義や堀江貴文など、若い世代の起業家が時代を牽引してきました。この考え方に基づき、KSK Mafiaはアジア全域から優れた学生をターゲットにし、起業家精神を育むプラットフォームとしています。

投資内容と特権

KSK Mafiaでは、選ばれた学生起業家には250万から500万円のエンジェル投資が行われます。さらに、成功した場合のリターンの10%を得る権利が与えられます。投資家として選ばれた学生は、投資チームに参加し、起業家の事業成長をサポートします。このように、出資だけでなく、コミュニティの一員として共に成長していくことがKSK Mafiaの特長となっています。

募集要項

KSK Mafiaは、常にメンバーを募集しています。第1期生の応募は2023年1月11日まで受け付けており、応募資格はアジアの名門大学または大学院の学生、あるいは卒業から3年以内の者に限ります。審査を通過した者は、KSK Mafiaの一員として新しい挑戦を共にするチャンスを得られます。

本田圭佑のバックグラウンド

本田圭佑はサッカー界での成功だけでなく、投資家としても注目されています。彼は、2016年に自身の資産を運用する「KSK Angel Fund」を設立し、スタートアップに対する投資を始めました。また、2018年にはウィル・スミスと共同で「Dreamers Fund」を設立し、米国のスタートアップへの投資にも取り組んでいます。これまでに250社以上に投資を行い、その成果も多く見られています。