台湾と伊豆のフルーツが融合した特別なクラフトビール、熱川バナナワニ園より登場

台湾と伊豆が融合した特別な一杯

静岡県の熱川バナナワニ園が、2024年9月20日に新たなクラフトビール「台湾＆伊豆トロピカルMIX LAGER」を発売します。このビールは、園内で育った台湾バナナと台湾の完熟アップルマンゴーを使用した特別な製品で、数量限定での販売です。

発売の背景とコラボレーション

熱川バナナワニ園は、2021年から地元のクラフトビール醸造所「反射炉ビヤ」と共同でビールの開発を行ってきました。その中で、伊豆地域が台湾との国際交流を深める中、台湾産完熟マンゴーを取り入れることにより、両地域の魅力を混ぜ合わせた特別なビールが誕生しました。このビールは、伊豆の観光促進だけでなく、台湾と日本とのさらなる交流を促進する役割も担っています。

ビールの仕様

今回のビールはFRUIT LAGERというスタイルで、フルーティーな味わいとスッキリとした飲みごたえが特徴です。ラベルデザインには、台湾、熱川バナナワニ園、反射炉ビヤの三者のコラボレーションを表象しており、飲むだけでなく視覚的にも楽しむことができます。

温泉熱を利用した栽培方法で育った台湾バナナのピューレと、同じく台湾で栽培されたアップルマンゴーを使用しており、発酵途中に加えられることで、さらに果実感を引き立てました。バナナの甘さとマンゴーの濃厚さが絶妙に交差し、ラガー酵母の特性によってキレのある飲みごたえが感じられます。

口に含むと、初めにバナナの甘さが広がり、その後マンゴーの力強い風味が追いかけてきます。中盤にはラガー酵母特有のスッキリした後味が現れ、最後まで心地よく飲み続けられます。華やでフルーティーな味わいを持ちながら、飲むたびに余韻を楽しむことができる一杯です。

料理とのペアリング

この特別なクラフトビールは、台湾料理との相性が抜群です。例えば、揚げたてのダージーパイや、トロピカルなサラダなどと一緒に楽しむことで、バランスの取れた食の体験を味わえます。ビール自体が新しい味の発見でもあり、料理とのマリアージュは絶妙です。

購入方法と販売先

クラフトビールの販売は、熱川バナナワニ園のフルーツパーラーや分園売店、公式通販や反射炉ビヤのサイトで行われ、さまざまな酒屋や飲食店にも順次展開される予定です。価格は700円（税込）です。公式通販では9月12日から事前予約が開始され、発売日に順次発送されます。

熱川バナナワニ園の魅力

熱川バナナワニ園は、温泉熱を利用して多くのトロピカルフルーツとワニの飼育をしています。日本で唯一のニシレッサーパンダの飼育やアマゾンマナティーの管理も行っており、地元の自然を生かした多様な体験が可能です。園内では、育てたバナナやパパイヤをフルーツパーラーで楽しむこともできます。

素晴らしい自然と特別なビールが融合した体験を、ぜひお楽しみください。