ジャパン・ハウスロサンゼルスが100万人来館達成！多彩な日本文化を発信

ジャパン・ハウスロサンゼルスが累計入館者100万人を突破

日本の魅力を海外に伝える拠点、「ジャパン・ハウスロサンゼルス（JHLA）」が2025年6月21日、累計入館者数100万人を達成しました。この施設は外務省の運営の下、吉本興業が5年間運営を受託しており、2017年に一部オープン、2018年に完全オープンしました。ハリウッドの中心、オベーションハリウッド内に位置するJHLAは、日本の多様な文化や魅力を発信するための特別な場所です。

日本文化の展示とワークショップ

ジャパン・ハウスでは、展示ギャラリーでの多彩な企画展やワークショップ、セミナーを通じて、日本の伝統文化や現代アート、ライフスタイルを紹介しています。これまでの展示には「ポケモンX工芸展」や「日本の大工道具展」など、工芸やアートをテーマにした内容が組まれ、魅力的なプロジェクトが数多く行われてきました。

特に「ポケモンX工芸展」は、その人気の高さから17万人以上の来場者を記録するなど、日本文化と現代ポップカルチャーの融合に成功しました。これにより、様々な年代の来館者に体験を提供し、日本文化への理解を深めています。

100万人突破の記念イベント

入館者100万人の記念として、特別なイベントが行われました。69人目の100万人目の訪問者となったジェフさんとダグさんには、海部優子館長から日本の優れた製品を詰め合わせたギフトバスケットが贈呈され、在ロサンゼルス日本国総領事の曽根健孝さんもこのお祝いに駆けつけました。お二人は日本文化に対する熱意を表し、今後は日本語を学びに来る意向を示しました。

多彩なプログラムと未来への展望

JHLAでは、展覧会だけでなく、映画関連プログラムや地方自治体のプロモーションイベントなども開催されています。日本食文化をテーマにした「Movie & Bites」シリーズや、アニメーション映画の特別上映会など、多様なプログラムを通じて、日本の魅力を発信してきました。これにより、日米の文化交流を促進し、親日派・知日派の裾野を広げています。

海部館長は「ハリウッドの中心で日本の様々な魅力に触れる機会を提供できたことは嬉しい」とコメントしており、今後さらに多くの来館者に楽しんでもらえるよう新たなプログラムを続けていく考えを示しています。「JHLA」は、今後も日本の文化を世界に広めるための重要な拠点であり続けることでしょう。