限定ウイスキー「嘉之助 HIOKI POT STILL 2024 LIMITED EDITION」の登場
日本航空(JAL)は、国際線の機内販売において数量限定で「嘉之助 HIOKI POT STILL 2024 LIMITED EDITION」を提供します。この商品は、鹿児島県の日置市に位置する嘉之助蒸溜所が手掛けたもので、ジャパニーズスタイルのポットスチルウイスキーとして未だかつてない体験を提供します。日本各地のクラフト蒸溜所で生産される本商品の魅力を、ぜひ味わっていただきたいです。
この限定ウイスキーは、原料に大麦と麦芽を使用し、精魂込めて造られています。蒸溜した原酒は嘉之助蒸溜所の熟成庫で樽貯蔵され、アメリカンホワイトオークの新樽やバーボン樽と焼酎リチャー樽で熟成されたものが用いられています。これにより、ほろ苦さと甘みが絶妙に調和した味わいが実現されています。例えば、クレームブリュレやフレッシュオーク、杏、青梅の香りが広がり、口に含むとバニラ、カラメルソース、焦がしたオーク、カカオ、抹茶といった豊かな風味が感じられます。
販売の詳細
販売は、JALの国際線ファーストクラスとビジネスクラスの乗客を対象としており、2025年2月1日から2月28日、さらに3月中も提供予定となっています。予約は2025年1月25日から可能で、価格は1本15,000円です。一度の搭乗につき、お一人様1本のみの購入が可能です。予約は、「事前オーダーサービス」を通じて行い、要件を満たす全ての乗客が利用できます。
また、嘉之助蒸溜所のもう一つの人気商品、「シングルモルト嘉之助」も同時期に販売されます。このシングルモルトは、3基のポットスチルで分けて蒸溜された原酒をアメリカンホワイトオークで熟成したもので、国内外で高い評価を得ている製品です。甘いハチミツやレモンティーの香り、スパイシーな味わいが楽しめ、こちらは全クラスのお客様が購入できます。販売価格は9,000円で、羽田・成田の国際線ラウンジでもお楽しみいただけます。
嘉之助蒸溜所の魅力
嘉之助蒸溜所は1883年に創業以来、焼酎造りに情熱を注いできました。「樽熟成焼酎」を日本で初めて生み出した実績から、ウイスキー製造へも挑戦しています。代表の小正芳嗣氏は、60年以上にわたり培った技術を生かし、世界市場に向けた本格的なウイスキーの製造を開始しました。吹上浜沿いにある壮大な風景の中で作り出されるウイスキーは、まさに魅力溢れる一品です。
この取り組みは、日本のクラフトウイスキー文化を広げ、JALを利用する皆様に非日常のおもてなしを提供するものです。駆け抜ける空の旅とともに、特別なウイスキー体験をぜひお楽しみください。