タイ旅行、魅力と戸惑いの実態を調査した最新リポートを公開
近年、タイはその親しみやすい国民性や豊かな屋台グルメ、手ごろな物価から日本人の旅行先としての人気が高まっています。特に、直行便で6〜7時間とアクセスが良く、初めての海外旅行を楽しむ人々にとっては理想的な場所と言えます。さらに、タイは「微笑みの国」として知られ、親日的な雰囲気が漂っていることも、自国から遠く離れた異国の地での安心感を提供します。
しかし、実際にタイへ渡航した多くの人々は、期待とは裏腹に「想定していなかった戸惑い」を感じたことを明らかにしています。こうした実態を把握するため、WiFiレンタルサービスの「WiFiトラベル」と共同で、過去10年以内にタイに渡航した20歳から59歳の男女250人を対象に「タイ渡航者に関するアンケート調査」を実施しました。調査は2026年7月6日から7月13日の間に行われ、誤差のない信頼性の高い結果を得ることができました。
渡航前の不安
調査結果によると、タイへの渡航前に不安を感じていた人は約43.6%。内訳を見ると、16.0%が「とても不安だった」、27.6%が「少し不安だった」と答えています。一方で56.4%は「不安はなかった」と答えています。
タイの治安については比較的安全とされていますが、一部の旅行者は言葉や衛生面、気候条件に対して不安を抱えることが多いようです。特に、タイを初めて訪れる人々にとって、言葉の壁や食事の衛生状態、熱帯の気候は戸惑いの要因と感じられることがあります。
想定外の戸惑い
次に、タイ滞在中に想定外の困りごとや戸惑いがあったかを尋ねたところ、26.8%が「あり」と回答。これは約4人に1人が現地でのトラブルや違和感を経験したことになります。戸惑いを経験した割合は男性がやや高く、特に屋台やタクシーなど、本来簡単に見える要素が実際には難しいと感じる傾向が強いことが浮き彫りになりました。
直面した具体的な問題
実際に戸惑いがあったと答えた67名に、それが何であったかを尋ねた結果、最も多かったのは「言葉が通じない」でした。これに対して、47.8%が衛生面、43.3%が暑さについて、41.8%が通信環境の不安定さを挙げました。特に英語が通じにくい場面では、スマートフォンの翻訳アプリ等が活躍する場面も多いと思われます。加えて滞在中のタクシー配車や食事の選択肢においても、英語が使えないことで困った経験があったことは想像に難くありません。
通信環境の重要性
通信手段として、最も多かったのはレンタルWiFiで34.0%、次いで現地SIMカード(26.8%)、ホテルのWiFi(24.8%)が叶えられました。近年の旅行においてはスマートフォンが必要不可欠です。通信環境を整えることが、実際の旅行をより快適なものにするための鍵であることが示しています。
事前準備に関する後悔の声
実際、事前に準備しておけばよかったと感じたものとして、通信環境が36.4%で最も多く、次いで現金や両替、タイ語フレーズ等が続きました。このことから、特にスマートフォンを活用した旅行体験が、言葉や現金の準備を通じて旅行の質に寄与していることが分かります。
最後に
自由回答に寄せられた声の中には、「安くて美味しい屋台グルメ」や「微笑みの国」としての人々の温かさに対する感謝の声が多く寄せられました。しかし同時に、円安による物価上昇の影響も指摘されていました。こうした複合的な要因を知識として備えた上で、旅を楽しむことができれば、より豊かな経験が得られるに違いありません。だからこそ、タイ旅行を楽しむためには、言葉や通信環境、衛生面に対する準備を事前に行うことが非常に重要です。