機械警備に革新をもたらすTS-MT0804送信機シリーズ
サクサは、従来の電話回線および有線LAN接続に加え、LTE通信にも対応した新しい機械警備用送信機「TS-MT0804M」を2025年4月15日より発売します。この製品は、通信環境の急激な変化や労働人口の高齢化に対応した先進的な機能を備えています。
LTE通信機能の利点
TS-MT0804M送信機はLTE通信機能を内蔵しているため、警備契約先のネットワーク環境に依存せずに運用が可能です。これにより、従来の技術では実現できなかった柔軟な対応が可能となり、警備の質が向上します。特に、通信環境の整備が難しい地域でも安定した警備が実現できます。
Bluetoothによる効率的な作業
新型送信機はBluetooth 5.0を搭載しており、パソコンやスマートフォンから無線で管理・設定が可能です。これにより、保守や設置作業が大幅に簡素化され、専用アプリを通じて、警備の状態や履歴を簡単に確認できるようになります。
また、事前にNexBeセンタシステムで設定を登録しておくことで、配線工事後にBluetoothを用いて通報し、設定を自動的に完了させることができます。この機能は設置作業時間の短縮に貢献し、効率的な運用を支えます。
接点出力の拡張
TS-MT0804送信機シリーズは接点出力を4chに拡張しています。これにより、従来のTS-MT0802送信機シリーズでは接点出力数に悩まされた案件においても、対応できるようになりました。より多くの警備契約先で利用可能となることで、商業利用の幅が広がります。
発売情報と価格
サクサはTS-MT0804M送信機を265,000円(税抜き、工事費別)で販売します。また、2025年10月にはTS-MT0804送信機も154,000円(税抜き、工事費別)で発売予定です。年間5,000セットの販売を目指しています。
この新しい送信機は、機械警備の未来を見据えた画期的な商品となるでしょう。特に、労働人口の減少が懸念される中、技術の進化が作業の効率を高める鍵となります。ぜひこの機会に、その進化を実感してみてください。