新刊紹介: つながるコンピュータリテラシー
情報化社会が進展する今、私たちに求められるのは情報を的確に活用する力です。2024年11月26日、株式会社近代科学社から新たな書籍『つながるコンピュータリテラシー-情報Iの復習から活用スキルまで-』が発行されます。この本は、情報Iを学んだ高校生が大学や社会で円滑に情報を扱うための手助けを目指しています。
1. 書籍の目的と特色
本書は、「つながる」をキーワードにして、情報学習の連続性や各章の体系的な理解を重視しています。そのため、バラバラに見える情報やスキルがどのように結びついているのかを深く掘り下げ、コンピュータを安全かつ効率的に使用するための方法論を提供します。
さらに、Windows11やmacOS14 (Sonoma)を使用したコンピュータ操作の説明がされており、具体的な環境に即した実践的な内容となっています。
2. 監修者と著者の紹介
この書籍は、大阪電気通信大学の教授である兼宗進氏と石塚丈晴氏の監修のもと作成されました。彼らは情報科学教育に携わる専門家であり、多くの著書を発表しています。著者陣に名を連ねる荒木千秋氏と島袋舞子氏も、情報教育の現場で活躍している特任講師です。
3. 書籍の構成
本書は全9章で構成されています。各章は以下の通りです:
1. 情報Iの復習
2. コンピュータの基本操作
3. 情報セキュリティ
4. Webの活用・情報検索
5. 文書作成
6. 表計算
7. プレゼンテーション
8. プログラミングとソフトウェア
9. データ分析の基礎
それぞれの章では、情報リテラシーを向上させるための具体的なスキルや知識が提供され、特に高校生やその後の世代が有用な能力を身に付けられる工夫が施されています。
4. 現代に求められる情報リテラシー
高等学校で必須科目となった「情報I」を学ぶことは、今やすべての高校生にとって重要なステップです。本書はこの基礎を踏まえた上で、社会や大学で実践的に役立つ情報活用能力を育成することを目的としています。情報が溢れる時代だからこそ、正しい情報を選択し、活用する力が求められています。
5. 最後に
『つながるコンピュータリテラシー』は、現代社会に生きるすべての人々にとって必要とされる知識とスキルを提供します。情報に関する理解を深め、さらなるスキルを身に付ける一助となることを期待しています。興味のある方は、ぜひ手に取ってご覧ください。
書籍の詳細は公式サイトで確認できます: 近代科学社