脱炭素商品普及の実験
2024-08-10 19:19:03

脱炭素商品普及へ向けた「デコ活」実証実験をスタート

脱炭素社会へ向けた重要な一歩



株式会社電力シェアリングが脱炭素商品普及のための社会実証に協力する自治体や事業者を募集しています。この取り組みは、新しい国民運動「デコ活」の一環であり、環境省からの委託を受けて実施されます。これにより、国民が自ら脱炭素商品やサービスを選べるよう促すことが目的です。

進行中のプロジェクト



このプロジェクトでは、オフセット証書を利用した「グリーン商品」が注目されています。これらの製品には、当社独自の「グリーン・ライセンスシール」が貼付され、通常商品と並べて販売されます。これにより、消費者の選択肢が広がります。

具体的な一例として、神奈川県横浜市金沢区に位置する永島農園は、「ゼロベジ™」という脱炭素農産品を扱う実証実験を展開中です。永島農園では、通常品と、5%高いグリーン商品(干しシイタケやきくらげなど)を並べて販売しており、コンスタントに多くの消費者がグリーン商品を選んでいることが確認されています。

今後の展開



2024年度には、全国の自治体や事業者と連携し、一層多様な商品やサービスでの実売実験を実施します。これにより、脱炭素商品の商用化に向けた可能性を探る予定です。また、当社独自のナッジモデルを活用し、エネルギーや交通、商品購買など多岐にわたる分野での実証を進める計画もあります。

環境負荷の見える化



政府の環境基本計画においては、企業が商品を通じて環境負荷を見える化することが求められています。この計画は、消費者が環境価値の高い製品を選びやすくする基盤を築くものです。これにより、企業と消費者の行動を共進化させることを目指しています。

課題と解決策



現在、ECや店舗でCO2排出のない商品がほとんど売られていないという現状があります。これは、販売事業者がCO2排出量を算定する知識が不足しているためや、「脱炭素商品」としての訴求が難しいためと考えられています。当社は、独自のナッジモデルを駆使し、消費者の好みを高めるための手法を模索し、実証実験を通じてその効果を検証します。

最後に



電力シェアリングでは、その実験成果やマーケティング手法を参加事業者間で共有し合い、各事業者にとっての新たな販売手法を検証しやすくするプラットフォームの構築を目指しています。このように、脱炭素社会への道筋を作るために、社会実装を進めていく計画です。ぜひ、各自治体や事業者のみなさまのご参加をお待ちしております。


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会社情報

会社名
株式会社電力シェアリング
住所
東京都品川区西五反田2-14-13
電話番号

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