人道の港展
2023-12-21 15:04:03
人道の港 敦賀ムゼウム企画展「LIFE」命や幸せに深く迫る展示
人道の港 敦賀ムゼウム開催の特別企画展「LIFE」
人道の港 敦賀ムゼウムでは、2023年11月3日から2024年1月30日まで、「LIFE~出会いとその奥にある記憶~」が開催されます。展示は毎日9時から17時まで行われ、特に2023年12月24日までの土日祝日は19時まで延長されます。本企画は、高校生がポーランドとリトアニア共和国での経験を基にしたもので、人々の「命」「人生」とは何かを考える貴重な機会となっています。
高校生たちの国際交流と学び
2023年7月28日から8月8日まで、高校生たちはポーランド上院議長からの招待を受け、ポーランドとリトアニアに派遣されました。これらの国々は、1920年代に敦賀に上陸した「ポーランド孤児」、また1940年代の「命のビザ」を持つユダヤ難民に深い縁がある地域です。彼らは現地での生活や歴史について学び、展示の中でそれを紹介することを目的としています。
展示は、高校生自らが実際に訪れて学んだ食文化、通貨、生活習慣などの情報をパネルや実物を通じて紹介し、観覧者に新たな視点を提供します。
忘れ去られないホロコーストの記憶
展示の一部では、高校生たちが派遣期間中に訪れたアウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所博物館の経験も取り上げています。ここではホロコーストの悲劇について深い考察がなされ、同博物館で唯一の日本人ガイドである中谷氏のインタビューも展示されています。ガス室の様子を収めた動画もあり、高校生たちが受けた心の衝撃を感じてもらえます。
「幸せ」とは何か?
また、展示には出会った人々へのインタビューも含まれています。そのテーマは「あなたにとっての幸せは何か?」という問いかけです。両国で出会った人々の様々な考えが紹介され、中にはウクライナから避難している方々の声も含まれています。この展示を通して、観覧者自身の「幸せ」とは何かを考えるきっかけとなることを目指しています。
人道の港 敦賀ムゼウムの歴史
敦賀港は明治から昭和初期にかけて、ヨーロッパとの重要な交通の拠点として機能しました。この港は、日本で唯一ポーランド孤児やユダヤ難民が上陸した歴史を持っています。敦賀ムゼウムでは、当時の歴史的背景や市民たちの証言を元に「命の大切さ」と「平和の尊さ」を伝えています。
この機会に、ぜひ人道の港 敦賀ムゼウムに足を運び、貴重な展示を体験してください。
会社情報
- 会社名
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人道の港 敦賀ムゼウム
- 住所
- 福井県敦賀市金ケ崎町23-1人道の港 敦賀ムゼウム
- 電話番号
-
0770-37-1035