ふたごつなげるカーニバル
2024-12-01 17:19:21

多胎家庭を支援する『ふたごつなげるカーニバル2024』の成功報告

多胎家庭の特別な日、ふたごつなげるカーニバル2024



2024年、雨が降る中でも、多胎家庭の子どもたちやご家族が一堂に会した『ふたごつなげるカーニバル2024』が開催されました。このイベントは、総勢441名が参加し、多胎家庭同士がつながる貴重な機会を提供しました。特に、多胎妊娠の家庭や育児中の方々が集まり、「私だけではない」との実感を得ることができる場となりました。

イベントの背景と目的



多胎家庭は、外出や情報へのアクセスが難しく、孤独に感じやすい一群です。このイベントは、そういった家庭が他の多胎家庭や関連団体と交流し、さまざまな支援を受けられるようにすることを目的としています。主催のNPO法人つなげるは、「社会につなげる」という使命のもと、多胎ママやパパが抱える障壁を少しでも軽減しようとしています。

参加者の反応と内容



当日は雨にもかかわらず、104家庭が来場し、双子を育てる家庭が90組、三つ子の家庭が3組、さらには多胎妊娠中の方々も参加しました。会場内は、さまざまなブースが設けられ、企業や団体と直接交流できる場が提供されました。

特に人気だったのは、Yogiboのビーズソファでの体験コーナーや、ふたごじてんしゃの試乗体験、さらには食器の材質当てゲームなど、楽しさと学びが共存するプログラムでした。子どもたちも笑い声を上げながら、会場内で元気に遊び回っていました。ここでは、乳幼児から4歳以上まで、合計202人の子どもたちが特別な時間を過ごしました。

多胎家庭を支える社会の必要性



多胎家庭は、一般的に子育てを行う上で多くの課題を抱えています。特に、一度に複数の子どもを育てるため、準備や外出の負担は計り知れません。こうした家庭が社会に出づらい理由の一つは、周囲の理解が不足している点です。多胎家庭の存在は全出産数の1%程度といわれ、多くの人々にとってなじみの薄いものです。このため、情報や支援が不足していると感じられます。

多胎家庭同士のつながりを促進するイベントは、必要な支援を求める声を集める場所でもあります。多胎家庭が悩んでいることを分かち合い、体験を共有できることで、より多くの支援者が生まれればと期待しています。

つなげるの挑戦



NPO法人つなげるは、孤独を感じる多胎家庭を支えるために、オンラインコミュニティ「ふたごのへや」を運営しており、全国各地に点在する多胎家庭をつないでいます。現在、登録者は3000人以上に達し、定期的な相談や情報提供を行っています。

今後も多胎家庭が安心して育児を行える環境を整えるため、地域の企業や行政との連携を強化し、さらなる支援につながるよう努めていく予定です。このイベントを通じて、多胎家庭の理解が深まり、さらには多胎支援に力を入れる人が増えることを期待しております。

私たちの活動を知り、少しでも多胎家庭に寄り添いたいと思っていただけたら、ぜひサイトを訪れてください。私たちの活動や取組みが、皆さまの声と共に広がることを願ってやみません。


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会社情報

会社名
NPO法人つなげる
住所
兵庫県尼崎市上ノ島町1-39-1
電話番号
06-4977-0811

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