新ファン・インサイト登場
2019-10-10 10:24:26

スポーツファン分析を強化する「ニールセン・ファン・インサイト」の意義とは

スポーツファン分析を強化する「ニールセン・ファン・インサイト」の意義とは



ニールセン スポーツは、最新のファンインサイトプラットフォーム「ニールセン・ファン・インサイト」を発表しました。この新しいプラットフォームは、スポーツファンの興味やメディア視聴行動、ブランドに対する態度、さらには購買行動に関する深い洞察を提供することを目的としています。

ニールセン・ファン・インサイトは、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、スペイン、イタリア、中国、インド、日本を含む国々に対応し、今後はブラジル、ロシア、韓国などの市場も加わる予定です。これにより、2020年には20カ国以上の情報を網羅することが期待されています。

今、日本ではラグビーワールドカップ2019が開催され、来年には東京オリンピック・パラリンピックが控えるなど、スポーツへの関心が高まっています。この時期において、スポーツ産業のさらなる発展に向けた期待も大きくなっています。しかし、視聴メディアは多様化しており、消費者ロイヤルティの低下やスポンサーシップの複雑化が課題となっています。こうした環境において、より高精度なデータとインサイトが必要不可欠とされています。

「ニールセン・ファン・インサイト」は、オンラインプラットフォームを通じて、スポーツ団体やスポンサーの意思決定を支援します。具体的には、スポーツファンの感情や行動に基づいたデータを提供し、各団体がファンの考えを理解し、新たな市場を開拓できるようにするものです。これにより、放送権の価値を評価し、スポンサーシップの確立に貢献します。

また、スポンサー企業は特定の消費者層における自社ブランドの認知度や好感度を測ることができ、それに基づいてブランド戦略を練ることが可能になります。ファン層に基づいたメトリクスを利用すれば、パートナーシップの機会を導き、競合他社とのベンチマークを行うことができます。

さらに、スポーツ団体はデータを一元化したプラットフォームから、国ごとのファン行動を分析し、各種のトレンドを把握することができます。特定のファン層に関連する製品やサービスに関しても深く把握できるため、戦略的なマーケティング活動が期待されます。

ニールセン スポーツ ジャパンの執行役員、ニコラス・ブルース氏は、「『ニールセン・ファン・インサイト』は、精度の高いデータを一貫して提供し、クライアントの意思決定の質を向上させることを目指しています。日本国内でのスポーツへの関心が高くなるなか、このプラットフォームが役立つことを期待しています」と語っています。

さらに、このインサイトプラットフォームはニールセン・グローバル・ファン・サーベイ、ニールセン・ウィニング・ブランド、ニールセン・ホームスキャン(欧米のみ)などの豊富なデータセットを活用し、スポーツ団体やスポンサー企業に必要な情報を効果的に提供します。

ニールセン・ファン・インサイトは、スポーツ業界の発展を促進する重要なツールとなり、ファンの行動や嗜好を理解することで、スポンサーシップの成功にも断然寄与することでしょう。今後の展開に注目が集まります。

会社情報

会社名
ニールセン スポーツ ジャパン株式会社
住所
東京都港区赤坂2-17-7 赤坂溜池タワー11階
電話番号

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