新技術活用によるサプライチェーンと非化石エネルギーの効率化事業が募集開始

新技術活用サプライチェーン全体輸送効率化事業の三次募集開始



国土交通省は、2023年10月3日より「新技術活用サプライチェーン全体輸送効率化・非化石エネルギー転換推進事業」の三次募集を発表しました。このプログラムは、物流事業者や荷主事業者が参加し、新たなデジタル技術を駆使してサプライチェーン全体の効率性を向上させることを目指しています。

事業概要


この事業の核心は、発荷主や輸送者、着荷主などの関係者が連携しながら、サプライチェーンの最適化を図ることです。具体的には、EVトラックやFCVトラックの充電および充填タイミングを最適化し、効率的な輸送を実現する実証事業が推進されます。進化したデジタル技術を活用することで、各段階での情報連携を強化し、全体の輸送効率を上げていく狙いです。

補助内容


対象事業者


この補助事業は、物流事業者や荷主事業者などが対象です。これらの事業者は共同で計画を策定し、デジタルな連携基盤を構築する必要があります。

補助対象経費


補助対象となる経費は次の通りです:
  • - 発荷主や輸送事業者、着荷主間での輸送情報のやり取りに必要な共通システムにかかる経費。
  • - 共通システムと連携する輸送効率化機器の導入に伴う経費。
  • - EVトラックやFCVトラックの充電・充填タイミングの最適化に要する実証経費。

補助率


経費の補助は、対象経費の50%以内で行われます。

公募の詳細


公募に関する詳細や申請様式については、特設Webサイトに情報が掲載されています。必要書類は期限内に提出し、募集期間は2023年10月3日から30日までの17時必着となっています。

特設Webサイト: 特設Webサイト

スケジュール


  • - 公募期間: 2023年10月3日(木)~10月30日(水)
  • - 交付決定: 2023年11月中旬予定

お問い合わせ


事業に関する問い合わせは、陸上輸送省エネ推進事業事務局までご連絡ください。具体的には、パシフィックコンサルタンツ株式会社及びパシフィックリプロサービス株式会社が執行団体となっており、電話やメールでの問い合わせが可能です。


この新しい取り組みは、日本の物流業界における持続可能性を高める重要なステップであり、さらなる環境保護と効率的な運営を目指すものです。

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