テックタッチ株式会社が提供するデジタルアダプションツール「テックタッチ」が、国内外でのユーザー数が600万人を超えたことを発表しました。この実績は、同社が2019年4月にサービスを開始して以来、着実に成長を続けていることを示すものです。特に、2024年3月には利用者数が400万人に達したばかりでしたが、その後も迅速な成長を見せ、8月には621万人という新たなマイルストーンを達成しました。
「テックタッチ」は、企業や官公庁におけるデジタルシステムの利用を促進するためのプラットフォームで、特にITスキルに自信がないユーザーでも容易に使用できるよう、様々なナビゲーション機能を提供しています。大規模な企業から地方自治体まで、幅広く導入が進んでおり、今後もこの流れが続くことが期待されています。
同社は、最新の市場トレンドにも対応するべく、AIを活用した新しいサービスも展開しています。今年の3月には企業向け生成AIプラットフォーム「Techtouch AI Hub(β版)」を発表し、7月にはオーダーメイドAIプラットフォーム「Techtouch AI」もリリースしました。このように、AIを取り入れたサービス開発を積極的に進めることで、ユーザーの利便性向上を図っています。
テックタッチの導入実績は、様々な企業や団体に広がっています。具体的には、コスモ石油の調達・購買管理システム「SAP Ariba」や、三菱UFJ銀行の顧客情報管理システム「Salesforce」といった大手企業のシステムに導入されており、その効果が高く評価されています。また、自治体の公式ウェブサイトでも使用されているケースがあり、教育機関では立命館大学の購買システム「Coupa」が導入されています。
「テックタッチ」は、あらゆるWebシステムの利用を助けるデジタルアダプションプラットフォームとして、2023年には経済産業省が選ぶJ-Startupにも認定されるなど、その実力を証明してきました。特に、グッドデザイン賞を多数受賞していることは、製品の品質が高いことを裏付けています。
今後もテックタッチ株式会社は、より多くの企業や自治体に向けて、デジタル社会における情報格差をなくすためのサービスを提供していく意向を示しています。デジタル・ディバイドの解消に向けた取り組みを強化することで、日本全体のデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進に寄与していくでしょう。テックタッチを必要とするユーザーがますます増える中、今後の展開が注目されます。