JACKSONの新たな挑戦、American Series Virtuoso™ HT
2024年8月15日、JACKSON®が新モデル『American Series Virtuoso™ HT』を発表します。このギターは、FMIC(フェンダー ミュージカル インストゥルメンツ コーポレーション)が手掛ける、アメリカ製の一品です。リリースから約1年の期間を経て、プレイヤーの需要に応えるべく、さらなる進化が遂げられています。
最新技術を搭載したVirtuoso™ HT
新しい『Virtuoso™ HT』には、プレイヤーフレンドリーな要素が詰まっています。開発責任者のジョン・ロマノフスキーは、Hipshot®ハードテイルブリッジの搭載により、迅速なチューニング調整が可能となった点を強調。これにより、力強い演奏やパームミュートがさらに容易になります。さらに、Seymour Duncan®のJB™ TB-4ハムバッキングブリッジピックアップや、’59™ SH-1Nネックピックアップが組み合わさることで、幅広いジャンルに対応できるサウンドが実現されます。
音楽の進化とメタルの地位
近年、ヘヴィミュージックのジャンルは急速に変化しており、メタルはもはや文化の周縁ではなく、音楽の主流に進出しています。この変化を象徴するかのように、先日パリで開催されたオリンピック競技大会の開会式では、Gojiraというヘヴィメタルバンドによるパフォーマンスが注目を集めました。彼らがJacksonのギターを手に、見事に演奏する姿は、同ブランドの影響力を証明しました。かつては限られた層に支持されていたメタルが、いかにして大衆音楽シーンに浸透したのかを感じさせます。
高いプレイアビリティと快適さ
『Virtuoso™ HT』は、演奏者が快適にプレイできるように設計されています。アルダーボディを使用した人間工学に基づく「ハンドシェイク」ネックジョイントは、長時間の演奏でも疲れにくい工夫がなされています。また、24フレットの指板は、低音から高音までしっかりと音域をカバーし、さまざまなスタイルの演奏に適応します。さらに、Luminlay®の蓄光式サイドドットが装備されており、暗いステージでの視認性も考慮されています。
進化するサウンドの実現
本モデルの特筆すべき点は、直感的なコントロールレイアウトです。5ウェイブレードスイッチとボリューム&トーンのノブにより、瞬時にサウンドを変更できるため、プレイヤーの創造的な表現が可能となります。また、Hipshot®ハードテイルブリッジやGotoh® MG-Tロッキングチューナーなどのプレミアム仕様が、プロフェッショナルレベルのプレイをサポートしています。ボディカラーには、Mystic Blue、Satin Black、Red Crystal、Snow Whiteの4色が用意され、好みに合わせて選べます。
アーティストによるデモンストレーション
JACKSONは、この新モデルの魅力を伝えるために、アーティストたちによる短編動画を公開しています。Alyssa Dayのメロディックかつテクニカルな演奏とJoey Conceptionによるスピード感あふれるプレイが、それぞれのスタイルと『Virtuoso™ HT』の可能性を際立たせています。彼らの演奏を通じて、ギターが持つ多様性と魅力が伝わることでしょう。
まとめ
『American Series Virtuoso™ HT』は、音楽の進化を象徴するギターとして、個々のプレイヤーに新たなインスピレーションを与える一品です。様々な音楽ジャンルに対応するその性能は、多くのギタリストにとって探求心をくすぐるモデルとなるに違いありません。新たな時代のサウンドを追求するあなたに、ぜひ手に取っていただきたい逸品です。