ジブリの魅力を体感できる「金曜ロードショーとジブリ展」
2023年10月7日、富山県美術館で「金曜ロードショーとジブリ展」(以下、富山展)がついに開幕します。この展覧会は、スタジオジブリの名作がどのように成り立っているのか、また「金曜ロードショー」がどのようにその文化を支えてきたのかを辿る機会を提供します。特に、今回の展示は「おもしろくてためになる」とのテーマに基づいており、見どころが満載です。
開開会セレモニーの様子
10月6日には開会セレモニーが行われ、富山県知事の新田八朗氏をはじめ、関係者から多くの挨拶がありました。新田知事は、「ジブリ作品の魅力を時代とともに追体験できる貴重な機会です。何回も足を運んでほしい」と、来場者に期待を寄せました。また、スタジオジブリの野中晋輔執行役員は、「この展覧会はエンターテインメント性が高く、ジブリが大切にしているおもしろさと学びとの融合を体感できる場です」と語りました。
開展初日から多くのジブリファンが訪れ、各展示ゾーンでその魅力に触れています。
展示の概要
開催期間
- - 会期: 2023年10月7日(土)~2024年1月28日(日)
- - 時間: 9:30~18:00(最終入館17:30まで)
- - 休館日: 毎週水曜日(ただし特定日を除く)
- - 場所: 富山県美術館
(949-0806 富山県富山市木場町 3−20)
チケット情報
- - 一般: 1,800円(税込)
- - 大学生: 1,400円(税込)
- - 高校生以下: 無料(親子券あり)
予約は富山展公式オンラインサイトから可能です。
展示の見どころ
1. 時代を振り返るジブリ作品の魅力
本展はスタジオジブリの作品が世に出た時代背景や、その影響を探る内容になっています。
設立当初から200回以上、金曜ロードショーで放送されてきたジブリ作品を振り返り、当時の社会的背景や評価の変遷をデータベース形式で展示します。
2. 名シーンの絵コンテ展示
スタジオジブリのほぼ全作品の絵コンテも見られる貴重な機会です。絵コンテは作品の設計図とも言えるもので、シーンの流れや演出意図を理解するのに役立ちます。
3. 宮崎駿監督の新作『君たちはどう生きるか』ゾーン
新作映画のための特別な展示も用意されています。監督が手がけた地球儀を中心とした美術セットが並び、観客は新たな世界に触れられます。
4. ジブリ映画ポスタースタジオ
展示会場には、作品のポスターに入り込んで撮影できるエリアも。自分がジブリ作品の主人公になったような気分を味わえます。
5. 激アツのAR体験
特別協賛のau(KDDI)によるAR技術を使ったコンテンツも登場。ジブリの世界観が目の前に広がります。この体験は特に子供たちにも好評で、夢のような時間を過ごせるでしょう。
展覧会は見どころが満載で、年齢を問わず多くの人が楽しめる内容となっています。毎週水曜日は休館日ですが、特定の日にちを除き、その他の日は全日オープンです。何度でも訪れたくなるような魅力あふれる富山展に、ぜひ足を運んでみてください。公式ウェブサイトからの事前予約をお忘れなく!