ファーストアカウンティングがSOC 2 Type II保証報告書を取得
経理業務の自動化を推進するファーストアカウンティング株式会社が、SOC 2 Type IIの監査を2026年3月31日付で完了したことを発表しました。この報告書は、米国公認会計士協会(AICPA)が定めるトラストサービス基準に則り、同社の内部統制の設計および運用状況を独立した第三者監査人が評価した結果です。
SOC 2 Type IIとは?
SOC 2 Type IIは、企業が提供するサービスのセキュリティ、可用性、処理の完全性、機密性、プライバシーといった基準の下で内部統制を評価するものです。特にType IIでは、数ヶ月から1年にわたる統制の有効性が継続的に検証される点が特徴です。これにより、企業の信頼性が高まるとともに、顧客に対する安心感を提供します。
同社の評価内容
ファーストアカウンティングのスコープには、経理AIサービスである『Robota』『Remota』『経理AIエージェント』が含まれており、特にセキュリティに焦点を当てています。評価期間は2026年1月1日から3月31日までの約3ヶ月間で、これにより同社のサービスが国際基準に見合ったものであることが確認されました。
経理業務とAIの融合
ファーストアカウンティングは、自社開発のAIソリューションを通じて経理業務の効率化と自動化を実現しています。会計データや請求書、企業財務情報など、高機密性のデータを扱うためにも厳格な内部統制が求められます。この背景には、AI活用における処理の正確性や不正操作リスクに対する懸念も存在し、同社ではこれに対応するための運用体制の強化を進めています。
今後の展開
SOC 2 Type IIの報告書取得は、社内でのサポート体制を強化し、顧客への信頼性を高める重要なステップです。この報告書により、特にエンタープライズ企業の求める厳格なセキュリティ要件にも対応可能な準備が整ったといえます。
また、国際的にも知られるこの証明は、米国に拠点を持つファーストアカウンティングにとって、グローバルなビジネス展開を進めるための重要な基盤となります。社長の森啓太郎氏は、「この取得は当社の内部統制やセキュリティ体制が第三者によって評価されたものであり、大変意義深い」とコメントしています。
SOC 2保証報告書の入手方法
この報告書は、サービスを利用中の顧客や、サービス導入を検討している顧客への開示が行われています。報告書を希望される方は、同社の営業担当者にお問い合わせをするよう推奨されています。
会社概要
ファーストアカウンティング株式会社は、経理業務の革新を目指し、生成AIやコンピュータービジョンを活用した独自のAIソリューションを提供する企業です。企業の経理部門の人手不足解消や、経理業務の自動化を進めながら、経理担当者が戦略的に業務に集中できる環境を整えています。
今後もファーストアカウンティングは、経理ビジネスの信頼性向上に貢献し続けることで、経理シンギュラリティの実現に向けて邁進することに期待が寄せられています。