新しい企業調査手法「Prism Investigator」の全貌
2026年5月にカリフォルニア州サニーベールで発表された「Prism Investigator」は、プルーフポイントによる最新の調査ソリューションです。この新たなプラットフォームは、完全自律型の設計に基づいており、企業における調査の効率を飛躍的に向上させることを目指しています。
従来の調査手法は、データソースや手作業に依存しており、調査にかかる時間は多くの場合数週間に及びました。しかし、Prism InvestigatorはAI主導のワークフローを用いることで、この時間を数分に短縮することが可能です。当プラットフォームは、コミュニケーションデータと業務記録を関連付けて事象を再構成し、法的および規制の要件に耐えうるケースナラティブを提供します。これにより、正確に、「何が起きたのか」「なぜ重要なのか」「誰が関与していたのか」を迅速に洗い出すことができます。
データソース非依存型構造
Prism Investigatorは、データソースに依存しないアーキテクチャを採用しています。この仕組みにより、ユーザーは単一の調査ワークフロー内で、構造化データと非構造化データの両方を効果的に統合できます。特に、Microsoft 365のコミュニケーションデータや業務記録との接続が強化されており、調査に必要な情報を一元的に収集することができます。
また、従来の手法では必要だったエクスポートや再取り込みを必要とせず、よりスムーズなデータの流れを実現しています。これにより、調査担当者は煩雑な手続きを省き、より重要な判断に集中できる環境が整います。
エンドツーエンドの自律性
Prism Investigatorは、プルーフポイントのNucleiテクノロジーを基盤としたHuman Communications Agentsによって、単なるデータの提示に留まらず、実際に推論を行うことを可能にしています。これにより、パターンを特定し、タイムラインを再構成することができ、調査報告書も自然言語ワークフローを通じて生成されます。
この自律性は、企業の調査の迅速化だけでなく、調査結果の信頼性を高める上でも重要な要素です。
説明可能性と防御可能性の確保
Prism Investigatorは、調査結果の透明性を担保するために設計されています。このプラットフォームは、調査担当者の入力内容やAIの推論過程について、完全な監査証跡を保有します。この機能は、規制当局の監査や訴訟対応時にも不当な影響を最小限に抑え、結果の妥当性を説明できることにより、企業のリスクマネジメントにも貢献します。
さらに、プルーフポイントは、幅広いセキュリティおよび内部脅威ポートフォリオから得られるコンテキストシグナルを活用して、コンプライアンスやIT、セキュリティチームが初期アラートからリスクの全体像を迅速に把握できるよう支援しています。
今後の展開
Prism Investigatorは2026年6月中旬にマーケットに登場予定です。初期リリースでは、Proofpoint Archiveを含む複数のデータソースをサポートし、今後の拡大が見込まれています。プルーフポイントファンや関心を持つ企業にとって、この新しい調査プラットフォームは大いに期待される製品と言えるでしょう。
プルーフポイントは、限られたお客様とパートナー向けに、早期アクセスプログラムを実施中です。詳細については当社の公式ブログや、2026年5月12日から14日まで米国ワシントンD.C.で開催されるFINRA Annual Conferenceのプルーフポイントブースを訪れてご確認ください。