昭島センターの挑戦
2024-08-16 10:58:01

昭島センターが電力由来CO2排出量を100%削減!持続可能な取り組みが進化中

生活協同組合パルシステム東京(本部:東京都新宿区大久保)は、2023年度において昭島センターが電気由来のCO2排出量を100%削減したと発表しました。この成果は、太陽光パネルによる自家発電や省エネ型の冷蔵・空調設備の導入、さらに小水力発電所の環境価値を証書化購入することで実現しています。これにより、カーボン・オフセットの効果を最大限に活用しています。

昭島センターは、環境に配慮したセンターとして、先駆的に様々な省エネ型設備を採用しており、都内の17センターの中でもCO2排出量削減をリードしています。特に、センター屋上に設置された太陽光パネルは、全体の面積の7割以上を占め、自家消費に役立てています。また、緑化によるヒートアイランド抑制や断熱性能の向上も重視しており、省エネ効果を高める取り組みが進められています。

冷凍・冷蔵の設備では、省エネ型自然冷媒や温度管理システムの導入が注目され、LED照明の全面的な使用も行われており、これらすべての施策が電力の使用量を削減する方向へと導いています。このように昭島センターは、省エネ化に取り組む姿勢が評価されています。

さらに、パルシステム東京は、グループ初となるEVトラックの導入を行っており、環境への影響を軽減する施策を全体で展開しています。この取り組みにより、17センターやグループ全体の環境負荷の低減を目指し、持続可能な物流の実現に向けて進んでいます。

CO2排出削減を実現するためには、センター内での省エネ化だけでは不十分です。そのため、昭島センターでは那須野ヶ原土地改良区連合(栃木県那須塩原市)による小水力発電所の「非化石証書」を購入し、再生可能エネルギーによる発電を取り入れることでカーボンオフセットを行っています。これは、電力供給源が地域にもばかりでなく、利用者との直接的な交流を生むことにも寄与しています。

2030年までのは、パルシステムグループ全体での2030年度のCO2排出量を、2013年度比で46%削減することを目指しています。パルシステム東京はグループの中で最大の生協であり、その責任感から目標達成に向けた活動が期待されています。各事業所への自家消費型太陽光発電の導入や配送経路の見直しを行い、効率的な運営を推進することで、最終目標となるCO2削減に寄与します。

この取り組みは、パルシステム東京が掲げる「環境・エネルギー政策」に基づくもので、今後も持続可能な社会の実現に向けたさらなる挑戦が続くことが期待されます。生活協同組合は地域社会とのつながりを深めながら、環境意識の高い暮らしを推進していくことで、新たな価値の創造を目指しています。

【生活協同組合パルシステム東京】
所在地:東京都新宿区大久保2-2-6
理事長:松野玲子
出資金:221.8億円
組合員数:53.2万人
総事業高:863.1億円(2024年3月末現在)
HP:パルシステム東京公式サイト
このようにして、パルシステム東京の昭島センターは環境負荷の軽減に向けた取り組みを着実に進めており、持続可能な未来の実現に向けて邁進しています。


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会社情報

会社名
パルシステム生活協同組合連合会
住所
東京都新宿区大久保2-2-6ラクアス東新宿
電話番号
03-6233-7200

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