エプソンとESG投資
セイコーエプソン株式会社は、ロンドン証券取引所グループのFTSE Russellが提供するFTSE4Good Index Seriesにおいて、驚異的な22年連続選定を達成した。この選定は、エプソンの持続可能性に対する強いコミットメントを示している。2004年から始まったこの連続選定は、環境、社会、ガバナンス(ESG)における評価基準を満たす企業としてのエプソンの姿を証明している。
エプソンの「ありたい姿」
エプソンは「持続可能でこころ豊かな社会を実現する」という理念を持ち、これを企業の根幹として方針を展開している。この考え方は、単に利益を追求するだけではなく、社会や環境と調和した経営を行うことを志向している。FTSE4Good Index Seriesにおいて選定されたことは、外部から評価され、エプソンが社会的責任を果たしていることを示す重要な証だ。
FTSE4Good Index Seriesとは
FTSE4Good Index Seriesは、ESGの観点から優れた企業を評価するために設計された指数だ。FTSE Russellによって運営されており、サステナブル投資の中核をなす指数の一つとして、世界中の投資家に利用されている。ESGの評価基準は、企業の持続可能な成長を測定することに特化しており、多くのファンドや金融商品がこのインデックスを基にしている。
エプソンのその他の選定
エプソンはFTSE4Good Index Seriesだけでなく、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が採用する日本のESG投資指数にも選定されている。具体的には、「FTSE Blossom Japan Index」や「MSCI日本株女性活躍指数(WIN)」など、エプソンの持続可能な経営が多方面から評価されていることを示している。
未来に向けた取り組み
エプソンは、これまでの実績を活かし、今後も持続可能な経営に力を入れていくことを約束している。環境問題や社会課題解決に向けて、新しい取り組みを進め、その成果を社会に還元していく姿勢が求められる。これからもエプソンの動向から目が離せないだろう。
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