エクセリオ、発電容量16MWの袖ケ浦太陽光発電所を系統連系
2023年1月31日、再生可能エネルギーの国際開発を手掛けるエクセリオは、千葉県袖ケ浦市にある太陽光発電所(設備容量16MW)を正式に系統連系しました。このプロジェクトは、エクセリオの持続可能なエネルギーに対する揺るがない決意を示す重要な一歩と位置づけられています。
エクセリオは、オランダのING銀行とフランスのソシエテ・ジェネラルとの間で昨年初めに融資契約を締結し、本プロジェクトの資金調達を進めてきました。今回の系統連系の成功により、エクセリオは日本におけるクリーンエネルギーの普及に貢献することが期待されています。
系統連系にあたり、エクセリオのCEOであるジュイス・ノグエラ氏やCOOのフェルナンド・ラカシ氏、日本カントリーマネージャーのルイス・ペレサグア氏が現地を訪問しました。この訪問は、日本での持続的な投資とプロジェクトの開発に対するエクセリオの意欲を明確に示しています。
エクセリオは、これまでに袖ケ浦太陽光発電所の建設に5571万米ドル(約71億4400万円)を投資し、今後9400トン以上のカーボンオフセットを実現する見込みです。このような取り組みを通じて、エクセリオは環境への配慮と地域貢献を両立させた事業を推進しています。
さらに、エクセリオは地域計画プログラムの一環として、ソーラーパワーを活用したポータブル電源装置3台を袖ケ浦市社会福祉協議会に寄贈しました。これにより、災害発生時においても持続可能なエネルギーから電力供給が受けられる環境を整える手助けをします。このような地域への貢献は、エクセリオの平時および非常時における地域社会との関わり方を示すものです。
エクセリオのCEO、ジュイス・ノグエラ氏は「日本のクリーンエネルギーへの移行を加速させる新プロジェクトの検討と開発に引き続き取り組み、日本のCO2排出量削減のロードマップ『ビヨンド・ゼロ』を支援します。私たちは、持続可能な未来に向けて力強い一歩を踏み出します」とコメントしています。
また、日本カントリーマネージャーのルイス・ペレサグア氏は、「本発電所の系統連系は、当社の事業戦略における大きな一歩です。日本のエネルギーミックスにおいても、重要な節目となると考えています」と述べています。
エクセリオについて
エクセリオは、再生可能エネルギーおよび持続可能エネルギー分野での開発、建設、資金調達、運用を専門とする企業です。世界各地で事業を展開しており、17年間の活動を通じて2.6GWを超える発電容量を持つ施設を建設しています。エクセリオグループは、温室効果ガスの削減や気候変動への取り組みに注力し、持続可能な社会の実現を目指しています。
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