横浜の海を楽しむ「海辺の文化祭」
2024年度ヨコハマ海洋市民大学の特別企画「海辺の文化祭」が、象の鼻テラスで開催されました。このイベントは、横浜の美しい海を次世代に手渡すことを目的にした取り組みの一環であり、約1700人の市民が参加しました。
〜海の魅力を感じる一日〜
この文化祭は、横浜の海が抱えるさまざまな社会課題に対して考え、行動する市民、つまり「海族(うみぞく)」を育成することを目的としています。2024年度のテーマは「豊かで美しい海の継承」となっており、参加者は海を介しての人と人とのつながりを実感しました。
会場の雰囲気
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開催日時と場所
令和7年3月20日(木・祝)の11:00から17:00まで、象の鼻テラスで行われました。
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参加人数
運営スタッフを含めた55名、そして来場者数はトータルで1722名に上り、多くの人々が集まりました。
ステージイベントとワークショップ
文化祭のメインイベントには、研究発表や講座が含まれています。特に、非営利活動法人ディスカバーブルーの代表である水井涼太氏が登壇し、横浜の海の水質についてトークを展開しました。多くの参加者が「海が豊かであることを実感した」と語り、興味深く耳を傾けました。
次に、国土交通省の専門官を招聘した講演も行われ、横浜港の魅力や民間活用の新しい取り組みが紹介されました。さらに、海岸線調査に関する発表もあり、参加者は活発な議論を重ねました。
ワークショップの盛況
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多様なプログラム
文化祭では「煮干しの解剖」や「ストーンアート制作」、さらに「キーホルダー作り」などの体験型ワークショップが行われました。子どもたちが特に楽しむ様子が見られ、参加者の熱い思いが伝わる場となりました。
b. 各ブースでは、講師が海への熱い情熱をもって指導し、多くの人が興味深く学びました。
作品展示と地域の未来
文化祭の一環では、海に関する展示も充実しており、高校生や子どもたちが手がけた作品が披露されました。中でも、小6の男の子による海の作品展示は注目を集め、「地域の未来を担う存在」として多くの人が感銘を受けたようです。
マルシェと地域連携
地域の出展者によるマルシェも開催され、海に関連する商品が並び、賑わいを見せました。出展者同士のつながりが生まれ、地域コミュニティのさらなる発展にも寄与しました。
参加者の声や今後の展望
参加者からは「楽しかった」「横浜の海の美しさを知れてよかった」といった意見が多数寄せられました。このようなイベントを通じて、横浜の海の魅力を再発見し、今後の活動に繋げていく考えです。
最後に
この日は、様々なアクティビティが展開され、トラブルもなく過ごすことができました。この取り組みを続け、同イベントの実現を共に楽しむことができたことを関係者全員で分かち合い、次回の開催を心待ちにしています。たくさんの皆様のご参加に感謝申し上げます!