パスロジとBoxの連携で進化するセキュリティ
情報セキュリティがますます重要視される中、パスロジ株式会社がその一翼を担っています。今回、パスロジの多要素認証ソリューション「PassLogic」がBoxとのSAML連携に成功したことが発表されました。この連携は、Boxのクラウドサービスへのログイン時にPassLogicの高度な認証機能を適用するもので、セキュリティ強化の新たな選択肢を提供します。
多要素認証「PassLogic」とは?
PassLogicは、企業や政府機関向けに設計された多要素認証ソリューションです。特徴的なのは、独自のマトリックス表を用いた「PassLogic認証」を含む8種類の認証方式が組み合わさり、合計16種類の多彩な認証方法を提供している点です。このため、導入企業は自分たちの運用形態やニーズに応じた最適な認証方法を選択することができます。この製品はすでに多くの企業や政府機関に導入され、114万件以上のライセンスが発行されています。
Boxとの連携を行った背景
Boxは、文書や画像、動画などをクラウド上で一元管理できるサービスとして幅広く利用されています。しかし、近年では不正アクセスやなりすましの手口が増加し、それに対抗するためにはさらなるセキュリティ対策が必要です。Boxは自身のセキュリティ機能を持ちながらも、パスロジの多要素認証を組み合わせることで、より堅牢なセキュリティ体制を構築できるとされています。
連携による具体的なメリット
今回の連携により、ユーザーはBoxへのログイン時にPassLogicの多様な認証手段を活用できます。具体的には、所属部署やIPアドレスに応じたアクセス制限を設けることで、不正アクセスのリスクを大幅に低下させることが可能です。さらに、ユーザーは利便性を維持しつつ、より安全な環境でBoxを利用できるようになるのです。
認証フローの説明
1.
Box Driveインストール時の認証フロー
2.
Boxを起点とする認証フロー
3.
PassLogicを起点とする認証フロー
このように、PassLogicとBoxの連携は、企業が求めるセキュリティ対策の新しいステップを提供します。これにより、重要なデータを扱う際の不安を軽減し、安心して業務を行うことができます。
パスロジについて
パスロジ株式会社は2000年に設立され、以来、日本国内で持続可能な情報セキュリティの確立を目指してきました。37件の特許を含む124件の特許権を保有し、独自開発の認証セキュリティ製品は国内外の企業に幅広く採用されています。自社開発のソリューションは海外の影響を受けづらく、安心して使用することが可能です。
まとめ
今回のPassLogicとBoxの連携は、企業にとってセキュリティ強化の強力な味方となることでしょう。必要なことは、まず、自社に適した認証方法を導入すること、そしてその素材をいかに活用するかです。今後もパスロジの動向に注目していきましょう。
詳しい情報や導入に関するお問い合わせは、
PassLogicのお問い合わせフォームを通じて行うことができます。