愛玩動物看護師のキャリアを築く新たな交流プログラム
株式会社Japan Animal Care Holdings(通称JPAC)は、愛玩動物看護師の成長と病院間のネットワークを強化するための交流プログラムを本格的に開始しました。このプログラムは、2025年9月から全国各地で定期的に開催される予定であり、看護師同士が学び合い、互いの専門性を高める場を提供します。
国家資格化が背景にある教育ニーズの高まり
愛玩動物看護師は2019年に国家資格化され、動物医療の現場ではより高度な専門知識と実践的スキルが求められるようになりました。この背景の中、JPACは日本最大級の動物病院グループとして、スタッフの教育ニーズに応えるため、相互コミュニケーションの機会を提供する交流会を立ち上げました。
開催概要と満足度
第1回交流会
- - 開催日時: 2025年9月
- - 場所: アイ動物医療センターグループ(茨城県つくば市)
- - 参加者数: 愛玩動物看護師10名、スタッフ含め総勢20名
- - プログラム内容: コミュニケーション研修、院内見学、共立製薬研究所見学
- - 成果: 参加者からは「同じ志を持つ仲間と出会えて刺激になった」「日々の業務にすぐ活かせる」といった高評価の声が寄せられ、平均満足度は4.75/5という結果でした。
第2回交流会
- - 開催日時: 2025年10月
- - 場所: ウイル動物病院グループ(宮城県仙台市)
- - 参加者数: 愛玩動物看護師12名、スタッフ含め総勢16名
- - プログラム内容: 手術準備やリハビリの見学、チーム医療体制の理解、ケーススタディによる課題解決力強化
- - 成果: 「他院を知ることで視野が広がった」「仲間の存在が励みになった」という声が多く、平均満足度は4.92/5を記録しました。
第3回交流会
- - 開催日時: 2025年11月
- - 場所: エルザ動物病院グループ(兵庫県姫路市)
- - 参加者数: 愛玩動物看護師20名、スタッフ含め総勢28名
- - プログラム内容: 院内見学、チーム医療体制の見学、看護部主催会議参加およびディスカッション
- - 成果: 「社員同士のコミュニケーションの重要性を再認識できた」「新人教育で各業務のチェックシートを作成し共有しやすくする工夫が参考になった」と、多くの学びを得たと報告され、参加者満足度は平均4.09/5でした。
今後の展望
JPACは、交流プログラムを通じてただの一施設の改善に留まらず、業界全体の標準化を目指しています。相互に学び合い、看護の質を高め合うことで、日本全国どこにいても質の高い看護を受けられる未来を見据えています。
会社概要
JPACは、全国の動物病院や関連サービスを運営・支援する企業グループであり、スタッフ教育・経営支援・デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進を通じて、動物が幸せに暮らせる社会の実現を目指しています。
- - 設立: 2024年11月
- - 代表: 早瀬真紀子
- - グループ社員数: 約500名
- - グループ売上高: 約70億円
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