Soycleが社外取締役に古賀氏を招聘しさらなる成長へ

Soycleが新たな成長戦略を発表

発芽大豆ミートブランド「Soycle（ソイクル）」は、社外取締役に古賀淳一氏を迎え入れ、さらなる事業展開を図ることを明らかにした。Soycleは、環境に優しい食文化の普及を目指す企業であり、今回の人事はその理念を実現するための重要な一歩となる。

Soycleの成長と背景

Soycleは、2019年に設立され、2021年6月には自社のECサイトを通じて発芽大豆ミートを販売し始めた。環境問題や健康への意識が高まる中で、Soycleは「エコフレンドリーな社会を創る」というパーパスのもと、持続可能な食品を提供することを目指している。発売から2周年を迎える中で、さらなる成長を実現するために、古賀氏のような理念を共にするスペシャリストの協力が不可欠と考えられた。

古賀氏のプロファイル

古賀淳一氏は、株式会社生活総合サービスの創業者であり、女性向けの健康食品や化粧品を中心に事業を展開してきた実績を有する。特に「すっぽん小町」や「高麗美人」といったロングセラー商品を生み出し、通販業界において高い評価を得ている。古賀氏の専門的な知識と起業家としての経験は、Soycleにとって新たな成長の鍵となる。彼自身も、株式会社上向きの白坂代表と長い付き合いがあり、Soycleのビジョンに強く共感している。彼の参画は、事業の成長だけでなく、企業が持つ社会的責任を果たすための大きな力となるだろう。

社外取締役就任の意義

古賀氏は就任にあたり、「環境や健康は、これからの日本・世界にとって重要な問題。Soycleが事業を通じて社会に良いインパクトを与えると感じ、社外取締役の役割をお引き受けいたしました」と述べた。この言葉には、自身の事業への信念と、Soycleの理念に対する共感が込められている。

未来への展望

株式会社上向きは、今後も自社ECサイトの拡充に取り組みつつ、全国のスーパーマーケットや企業とのコラボレーションを強化していく予定である。また、2023年9月26日には、シンガポールで行われる「Big Idea Food Competition Finals」に日本代表として参加することが決まっている。この国際的な舞台での挑戦を通じて、Soycleはグローバルなブランドへの道を進んでいく。