公的機関向けセミナーのご案内
2025年10月28日(火)、14時から、株式会社うるるが主催する無料オンラインセミナー『DX推進、生成AI活用時代の情報システム調達リスクと契約実務』が開催されます。このセミナーは、公的機関及び地方自治体の職員が情報システム調達における法的リスクや実務的課題について学ぶ場となります。
セミナーの背景
うるるは、労働力不足問題の解決に向けたリーディングカンパニーとして、様々なSaaSを展開しています。特に、行政分野でのダイナミックなデジタル化(DX)の推進は、社会全体の生産性を向上させ、労働力不足の問題を解消するために極めて重要です。
とはいえ、公的機関や自治体の職員が直面する法的リスクや調達の複雑さは増しています。例えば、長年の前例主義は新しい技術の導入を妨げ、調達の効率性を著しく低下させています。これにより、DX推進が遅れるリスクやコストの増大が懸念されています。
生成AIと法律の複雑性
最近の技術進化、特に生成AIやデータ利活用の拡大により、法的かつ政策的な課題が多様化しています。知的財産権の取り決め、成果物の利用範囲、データの取り扱い条件など、様々な要素を考慮する必要があり、特に新しい潮流に対応した契約や仕様書の設計が急務となっています。これらの法的問題に対処するため、本セミナーでは専門家が導入部分の法務と実務的な観点から解説します。
セミナーの目的
- - 情報システム調達における契約と仕様書の法的側面について学ぶ
- - 処理過程での法的リスクを管理するための具体的な手法を探る
- - 知的財産権やデータの取り扱いに関する法的アプローチを理解する
参加対象者
このセミナーは、公的機関や地方自治体に所属する職員を対象としています。特に、情報システムの調達やDX推進、法務・契約に関わる担当者には必見の内容となるでしょう。
セミナーの詳細
- - 開催日:2025年10月28日(火)
- - 時間:14:00~15:00
- - 形式:オンライン(Zoomなどのウェビナー形式を予定)
- - 参加費:無料(事前申し込みが必要)
- - 申し込みURL:クリックして申込む
- - 主催:株式会社うるる
講演内容
1.
効率的かつ柔軟な前例主義:前例主義の持つ長所を活かしながらも、技術革新の進展に対応できるようにする具体策について解説します。
2.
工程管理と契約リスク:開発段階での遅延や品質問題を防ぐための契約条項設計をお伝えします。
3.
横断的な活用を意識した仕様書設計:異なる部署間でのシステム活用を考慮した具体的な設計手法を紹介します。
4.
新サービスとの連携:デジタル行財政改革会議が示したガイドラインに沿った新サービスの活用法を解説します。
5.
AIとデータの活用における留意点:AIシステム実導入時の法的課題を掘り下げます。
6.
個人情報の取り扱い:データの匿名化やコンプライアンスに基づく対応方法ついて説明します。
登壇者プロフィール
- - 我有 隆司 氏: AZX Professionals Groupの弁護士で、公共セクターDX推進の政策的アドバイザーとして活躍。
- - 安蘇 透: 株式会社うるるの公共調達コンサルタントマネージャーとして、公共調達のデジタル化に向けての課題解決に取り組んでいます。
このセミナーを通じて、参加者が実務に役立つ知識を得られることを期待しています。公的機関と民間企業が協働し、地域の課題をどのように解決していけるか、その一助となることができれば幸いです。