タートルが発表した七五三の新たな傾向
東海地方で25店舗を展開するフォトスタジオ「タートル」が、2023年度と2024年度に基づく七五三の撮影データを分析した結果、近年の七五三における「三大変化」を明らかにしました。これは、家族の生活様式の多様化や気候変動などに伴い、従来の祝福スタイルが変化していることを示しています。
七五三の新たな祝福スタイル
1. 「3歳男子」にも注目
従来、七五三は特に「3歳女児、5歳男児、7歳女児」が祝われていましたが、タートルの調査結果によると、2024年度には約20%の男の子が3歳での七五三撮影を実施していることがわかりました。これには、兄姉の同時祝いや家族の予定を考慮した結果、年齢に関係なく自由に七五三を楽しむ家庭が増えていることが影響しています。
2. 「数え年」から「満年齢」へ
調査の中で、従来慣習的だった数え年での七五三を祝う家庭は男女ともにわずか1割程度にとどまり、約9割の家庭が満年齢で祝っていることがわかりました。数え年と満年齢の違いは、数え年が生まれた年を1歳とみなすのに対し、満年齢は誕生日が来ると年を取るという考え方で、戦後から徐々に満年齢が一般化しています。
3. 撮影時期の多様化
七五三の写真撮影が行われる時期は、11月の七五三の日に限らず、年間を通じて実施されています。タートルのデータによれば、11月に撮影を行った家庭は全体の18%に過ぎないとのことです。家族の予定や天候に合わせて自由に撮影日を選ぶことで、七五三がより身近なイベントへと変化しています。
調査の背景
タートルは、近年の家族のライフスタイルの変化に対応するため、過去2年のデータを基にこのような分析を行いました。この調査は、タートルの七五三撮影プランを利用した7031人と、2023年度の撮影データ12329件をもとに実施され、七五三をより自由に楽しむ手助けとなることを目指しています。
株式会社タートルのプロフィール
株式会社タートルは、1939年に設立され、愛知県春日井市に本社を置く地域密着型のフォトスタジオです。高い満足度を誇る多様なスタジオや衣装で、家庭ごとの個性を生かした撮影を行っています。手持ちカメラによる自由なアングルから、普段の自然な表情まで思い出として残すお手伝いをしています。
詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。
タートル公式サイト。