アイドル文化を体感する夏の特別イベント
2024年8月10日(土)から18日(日)までの9日間、北海道白老町にあるウポポイ(民族共生象徴空間)で「夏休みはウポポイ!」が開催されます。これは、先住民族アイヌの歴史と文化を学ぶことができる特別なイベントです。子どもから大人まで、家族全員が一緒に楽しめるプログラムが用意されています。
アイヌ文化に触れるプログラム
今回のイベントでは、アイヌの伝統的な踊りである「鶴の踊り」を体験できるほか、ものづくりのワークショップも開催されます。参加者全員が鶴の羽を模した衣装を身にまとい、一緒に踊ることができます。これにより、アイヌ文化を体感するだけでなく、特別な思い出を作ることができます。
また、8月10日と17日の夜には、旧アイヌ民族博物館で行われた歌や踊りを体験する「ポロトコタンの夜」と題したプログラムも開催されます。地域の伝統を感じながら、ゆったりとしたひとときを過ごすことができるでしょう。
親子で楽しめるものづくりワークショップ
「夏休みはウポポイ!」では、アイヌ文化に根ざしたさまざまなものづくりワークショップも行われます。参加者はシナの木の樹皮から「カエカ」を作ったり、着物の端切れを使ってオリジナルの「スウォㇷ゚」を作ることができます。自分の手で作品を完成させる喜びを体感し、アイヌ文化の重要な素材についても学ぶことができる貴重な機会です。
さらに、竹を使った「ムックリ」作りや、団子作りの体験もあり、子どもたちにとっても楽しみながら学べるイベントが満載です。これらのワークショップでは、作ったものを持ち帰ることができ、思い出の品として残すことができます。
特別展示やイベントの詳細
イベント期間中には、第8回特別展示「生誕90年記念藤戸竹喜の世界展」も開催され、この展示はアイヌ民族の伝統技術をテーマにしています。特別展示に関連するギャラリートークや映像上映会も予定されており、より深くアイヌ文化を知ることができます。
ウポポイでは他にもアイヌ語を使ったあいさつ体験や、アイヌのキャラクター「トゥレッポん」との写真撮影会など、子どもたちや家族全員が参加できるアクティビティが盛りだくさんです。
訪れる価値のある場所
ウポポイは、2020年にオープンしたアイヌ文化の拠点であり、国立アイヌ民族博物館や体験型フィールドミュージアムを併設しています。豊かな自然とともに、触れて、体験し、学ぶことができる場所です。この夏、ぜひ家族みんなで北海道の豊かなアイヌ文化に触れ、思い出に残る夏の日を過ごしてみてはいかがでしょうか。
イベント概要
- - 期間:2024年8月10日(土)~18日(日)
- - 営業時間:9:00~20:00
- - 特別開園日:13日(火)
多彩なプログラムに参加することで、アイヌ文化への理解を深めることができる絶好の機会です。詳細については、ウポポイの公式サイトをご覧ください。
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