法人向けAI英語学習サービス「スピーク for Business」が本格提供を開始
スピークジャパン合同会社は、法人向け英語学習ソリューション「スピーク for Business」の本格提供を2024年2月3日から開始しました。このサービスは、仕事での英語活用シーンを自ら設定し、AIによる英会話レッスンの受講ができる新しい形の英語学習プログラムです。
実践的なビジネス英語の習得
「スピーク for Business」は、職場のニーズや従業員一人一人のスキルに応じた実践的な教育コンテンツを提供しています。先行導入したサッポロビールとLIXILがその一例ですが、他にも金融、建設、消費財、テクノロジーなど多様な業界から高い関心を集めています。これは、グローバルなビジネスシーンで求められる英語力を高めることに寄与すると期待されています。
サービスの特徴
1. AI英会話レッスン
「スピーク for Business」は、AIとのインタラクティブな会話を通じて、受講者が“話す”ことに特化したレッスンを提供します。具体的には、ビデオ講師との練習、声に出すドリル形式のスピーキング練習、AIとの対話によって行う実践的な演習の3ステップで構成されています。これにより、英語力の向上が図られます。
2. 実践的なビジネス英語
このプログラムは、アメリカで実際に使用されるビジネス英語を基に制作されています。つまり、受講者は国内外の様々なビジネスシーンで即実践できるフレーズを学ぶことができるのです。
3. カスタマイズ可能なAIとの会話
受講者は様々なシナリオを自分で設定し、AIと現実的な会話を交わすことができます。重要な会議やプレゼンでの準備に役立つシミュレーションを通じて、自信を持って話すことができるようになります。
4. 学習管理の可視化
管理者ポータルを通じて、企業の人事や教育担当者は従業員の学習進捗を簡単に分析・管理できます。また、専任のカスタマーサポートチームが常に受講者をサポートしています。
導入方法
「スピーク for Business」を導入するには、まず公式サイトの「お問い合わせ」から必要事項を入力し、送信するだけです。営業担当者から直接詳しい案内が来るので、スムーズに導入手続きが進められます。
将来への展望
スピークジャパン合同会社の日本統括であるヤン・キンジュシェンコ氏は、「スピーク for Business」の開始により、日本企業全体の英語力向上が進むことを期待しています。グローバル化が進む中、ビジネスパーソンに求められる英語力はますます重要性を増しており、この新しいサービスが多くの企業にとって大きな効果をもたらすことが期待されています。
今後の展開として、さらに多くの企業を対象に「スピーク for Business」の導入を進めていく計画があり、これにより日本企業の国際競争力向上にも寄与することを目指しています。