ヒュンメルと大阪ブルテオンが手話シャツで支援を展開
デンマーク発のスポーツブランドヒュンメルが、バレーボールチーム大阪ブルテオンとのコラボレーションにより、チャリティーオークションを開催します。このオークションは、2025年12月17日から12月28日までの期間限定で、モバオクの特設ページにて行われ、選手たちが着用した手話シャツに直筆サインが入っています。これらの売上全ては、大阪府内にある4つの聴覚支援学校に寄付されます。
手話シャツの背景
ヒュンメルは「スポーツを通して世界を変える」というビジョンの下、人権やジェンダー、平和といったテーマで様々な取り組みを行っています。この流れの一環として、2023年12月6日には、大阪ブルテオンが主催の「2025-26 大同生命SV.LEAGUE MEN」第7節において、選手たちが手話シャツを着用して試合のウォーミングアップを行いました。このシャツは聴覚障がい者支援を目的としており、手話を用いた応援イベントが開催され、ボランティアによる手話教室も実施されました。
また、11月に日本初のデフリンピックで金メダルを獲得したデフバレーボール日本代表女子チームの選手たちも、このシャツを着用し、手話での応援やイベントに参加しました。こうした活動を通じて、地域内の聴覚障がい者支援に貢献しようとする思いが込められています。
オークション詳細
オークションに出品される手話シャツは、テーマ「心の旗を振ろう」に基づいてデザインされており、シャツ上には手話のイラストが配置されています。また、クラブのミッション「ALWAYS TO THE TOP, ALL WAYS TOGETHER」を反映した内容も盛り込まれています。出品されるサイン入りシャツは、全17名の選手に加え、全選手のサイン入りシャツが2枚用意され、合計19枚が出品されます。
売上の全額に加えて、販売分の一部も寄付として、大阪府にある4つの聴覚支援学校(大阪府立中央聴覚支援学校、大阪府立生野聴覚支援学校、大阪府立堺聴覚支援学校、大阪府立だいせん聴覚高等支援学校)にスポーツ用品として届けられます。子どもたちの健やかな成長を支えるための活動として、バレーボールをはじめとするスポーツ用品が支援されることになります。
オークション開催情報
- - 期間: 2025年12月17日(水)17:00 〜 12月28日(日)22:00
- - オークションページ: モバオク内特設ページ
- - 販売価格: 8,800円からスタート
- - 寄付先: 大阪府の4つの聴覚支援学校
大阪ブルテオンについて
大阪ブルテオンは、1951年に創部された大阪府の男子バレーボールチームで、旧称はパナソニックパンサーズです。Vリーグで7回、天皇杯5回、黒鷲旗13回の栄冠を持つ強豪チームとして知られ、多くの日本代表選手を輩出してきました。2024年10月にリブランディングが行われ、チーム名が永遠の青を表す大阪ブルテオンに変更されました。
ヒュンメルについて
ヒュンメルは1923年に設立され、世界初のスタッド付きフットボールブーツを開発したブランドです。100年の歴史を経た現在でも「CHANGE THE WORLD THROUGH SPORT」をビジョンに掲げ、常に新しいチャレンジを続けています。手話シャツのオークションを通じて、地域社会に対する支援の輪を広げていく姿勢は、ブランドの理念に通じるものがあります。