南仏プロヴァンスの思想が一堂に公開
フランスの思想ブランド、
DERNIÈRE CHALEUR(デルニエール・シャルール)が、自らの思想連載「
Codex Vivant(コデックス・ヴィヴァン)」のコンテンツを無料で公開したと発表しました。2023年7月29日には、その第1巻として全30儀式(φ001〜φ030)に当たる150篇の思想、写真、詩、音楽などが、公式サイトで誰でもアクセス可能となっています。
無料公開の内容
一般訪問者は、
Day 1(思想本文)からDay 4(音楽)の内容を登録なしで閲覧できます。さらに、
無料会員登録を行うことで、Day 5にあたる日本語での解説ポッドキャストも視聴可能です。有料会員は、毎週月曜日から金曜日、リアルタイムで新しい情報を受け取ることができるなど、特典も充実。
新たに設けられた機能として、Day 1の思想本文の末尾には、読者がその時の気持ちを書き残すスペースが用意されています。これは、自分自身のために書くための設計であり、他者には見せない内容となります。このシステムにより、閲覧者は自らの反応を掌握しやすくなりました。
思想の背景
DERNIÈRE CHALEURは、日常の行為に注意を向け、それを静かな儀式に変えることを目的とした実践思想「
Ritualtude(リチュアルチュード)」を基盤としています。「思想で人は救えないが、守ることはできる」という信条のもと、現代の生活様式において消費主義からの逃避ではなく、軽やかに在るという第三の選択肢を提案しています。
今回のコンテンツ公開は、Codex Vivantの第1巻が完結したことに起因し、全ての閲覧者がその内容にアクセスできるようになりました。思索する機会が広がるこの取り組みは、多くの人々に新たな考え方を伝えることを目的としています。
新しい試み
この公開と同日から、Habitant会員は創始者との手紙での個別問答を開始します。日々のCodex Vivantについて、習得したことや疑問点を直接質問できる仕組みとなっています。これにより、会員は思想を生きる人間から直接応答を受け取ることが可能になります。これは、デジタルで効率化される現代において、アナログなコミュニケーションの重要性を再確認させる試みです。
Codex Vivantの構成
Codex Vivantは、思想の連載形式で、月曜日に思想本文、火曜日に写真、水曜日に詩、木曜日に音楽、金曜日に解説が送られます。この形態は、1つの儀式(φ)が5つの形式で表現されることを視覚化しています。第2巻は、2027年から発信される予定であり、同様に完結後に一般公開されることになります。
創始者の想い
創始者は、モナコでの経験を経て南仏プロヴァンスに移り住み、現代社会の虚飾から解放された静かな空間で「Ritualtude」を育んできました。彼の思想の背後には、731通のメールが14年間にわたり続けられたことがあり、これが今の活動の土台となっています。「動」の極致を経験した彼が選んだ「静」は、DERNIÈRE CHALEURの基盤を形作っています。
ブランドについて
DERNIÈRE CHALEURは、フランス法人 Belle et Pop SARLが運営しており、日本側は
Dernière Chaleur Japonが担当しています。ブランドの中心には思想連載「
Codex Vivant」や、南仏プロヴァンスを舞台にしたリトリート「
MOON & ART DE VIVRE」が存在しています。公式サイトでも詳細情報が提供されており、興味深いコンテンツが豊富に揃っています。
今回の全篇公開を機に、さらなる関心が集まり、より多くの人々がこの思想の輪に参加することを期待しています。