正しい鼻のかみ方絵本
2024-02-09 12:00:02
子どもの鼻炎対策に!正しい鼻のかみ方絵本が2月9日発売
子どもの鼻炎対策に役立つ絵本『鼻をかみましょう』
近年、子どもの花粉症増加が深刻な問題となっています。特にスギ花粉症は、5~9歳で約30%、10~19歳で約50%という高い発症率を示しています。多くの子供たちが鼻水に悩まされ、適切な対処法を知らないまま、鼻をかむことをためらったり、間違った方法で鼻をかんでしまったりするケースも少なくありません。
そんな中、2月9日に発売される絵本『鼻をかみましょう 絵本でまなべる、鼻の正しいかみ方』は、年間200人もの鼻の手術を行う医師である武田桃子先生によって執筆されました。武田先生は、自身のクリニックでの診療経験や学校医としての活動を通して、多くの子供たちが鼻をかむことに苦手意識を抱いていることに気づき、この絵本を創作したとのこと。
本書では、イラストを交えながら、正しい鼻のかみ方を分かりやすく解説しています。単に鼻をかむ方法を説明するだけでなく、鼻をかまないことによる健康への悪影響についても触れられています。例えば、鼻水を放置することで引き起こされる呼吸困難、集中力低下、咳、喉の痛み、そして最も危険な「鼻すすり」による二次感染のリスクなどについて、具体的に説明することで、子どもにも理解しやすいように配慮されています。
正しい鼻のかみ方とは?
本書で紹介されている正しい鼻のかみ方は、反対側の鼻を押さえながら、片方の鼻を優しく、強くかみすぎずに鼻をかむ方法です。ステップごとに丁寧に解説されているため、小さなお子さんでも容易に理解し、実践することができるでしょう。
著者の武田桃子先生について
武田桃子先生は、医療法人社団皐八会 武田耳鼻咽喉科の院長を務める医師です。埼玉医科大学医学部卒業後、数々の病院やクリニックで研鑽を積み、現在は鼻の日帰り手術に特化した診療を行っています。年間200件以上の鼻の手術を行うベテラン医師でありながら、2児の母として、多忙な日々を送っています。学校医としての経験も活かし、子供たちの健康を第一に考え、本書を執筆されました。
本書の狙い
本書は、単なる鼻のかみ方マニュアルではありません。子どもたちが鼻をかむことを恥ずかしいと思わず、健康的な生活を送れるように促すことを目的としています。そのため、小学校、保育園、幼稚園などへの寄贈も予定されているとのこと。
まとめ
『鼻をかみましょう』は、子どもの鼻炎対策に役立つだけでなく、正しい健康習慣を身につけるきっかけとなる、非常に有益な絵本です。鼻炎に悩むお子さんを持つ保護者の方々だけでなく、学校関係者の方々にも強くお勧めしたい一冊です。正しい鼻のかみ方を学ぶことで、お子さんの健康を守り、より快適な生活を送ることに繋がるでしょう。本書を通じて、より多くの子供たちが健康で笑顔溢れる毎日を送れることを願っています。
会社情報
- 会社名
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医療法人社団皐八会 武田耳鼻咽喉科
- 住所
- 埼玉県富士見市西みずほ台1-19-5
- 電話番号
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